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💧 奥日光 · 栃木県

奥日光 — 華厳の滝・中禅寺湖・戦場ヶ原の湿原

日光の古い社寺を抜け、48カーブの坂道を上った先に広がるのは、多くの旅行者がまだ知らない日光のもうひとつの顔。落差97mの滝、日本一標高の高い山上の湖、歩くのにぴったりの平らな湿原、そして締めくくりに浸かる硫黄泉の温泉が待っています。

まずはここから

日光は社寺だけじゃない —もう少し上には、滝と湖が待っています

多くの人は金色に輝く東照宮を目当てに日光へ来て、そのまま帰ってしまい、いちばんいい部分を見逃しています。急カーブの続く坂道をバスでさらに45分ほど上ると、文字どおり「奥の日光」を意味する「奥日光」にたどり着きます。落差97mの華厳の滝、日本の自然湖でいちばん標高の高い中禅寺湖、そして気軽に歩ける広く平らな湿原が広がる、高山の世界です。はっきり言って、ここは町の日光とはまったく別の顔なんです。

このページでは、山を上っていくいろは坂から、滝、湖、戦場ヶ原の湿原、そして最後の硫黄泉・湯元温泉まで、ルートの順番どおりに紹介していきます。日光の町からバスで上がる方法、紅葉がいちばん美しい時期、そして上で1泊するのと日帰りで回るのとどちらがいいか、といったこともカバーしています。

💧 まず「奥日光」という言葉を押さえておきましょう:これは町の名前ではなく、日光国立公園内、日光の町の西側に広がる高い山岳エリアの呼び名です。中禅寺湖、華厳の滝、男体山、戦場ヶ原の湿原、湯元温泉などが含まれ、すべて一本のバス路線でつながっています。滝→湖→湿原を1日でぐるりと回るプランを立てて、順番にめぐっていけますよ。
💧
名瀑の風格
華厳の滝は落差97m、日本三名瀑のひとつです。
🏞️
日本一高い湖
中禅寺湖は男体山の麓、標高1,269mに広がります。
🥾
気軽なハイキング
戦場ヶ原の平らな木道は初心者でも歩けます。
🍁
息をのむ紅葉
いろは坂と湖は10月中旬〜下旬が見ごろです。
出かける前の全体像

奥日光の見どころ — 何があって、どう行くか

日光の町からバスが上っていく順番に、すべてのスポットを並べました。まずは自分に合うのはどれかをざっと把握して、下のセクションで詳しく見ていきましょう(所要時間は目安です。出かける前に最新のバス時刻表を確認してくださいね)。

スポットタイプ有名な点日光からこんな人に
いろは坂Irohazaka山道48カーブ、紅葉の眺め上る途中で通過眺め・紅葉
華厳の滝Kegon Falls落差97m、滝つぼへのエレベーター約45分+徒歩5分みんな・いちばんの見どころ
中禅寺湖Lake Chūzenji標高1,269m、遊覧船中禅寺温泉バス停すぐのんびり・写真
明智平ロープウェイAkechidairaパノラマ滝+湖+男体山の眺め明智平バス停 約40分絶景の撮影
戦場ヶ原Senjogahara高原の湿原平らな木道、標高約1,400m竜頭の滝・赤沼バス停気軽なハイキング
湯元温泉Yumoto Onsen温泉湯ノ湖畔の白濁した硫黄泉終点 約80分湯あみ・宿泊
🚌 移動のヒント:上のスポットはすべて、日光 → 中禅寺温泉 → 湯元温泉を走る一本の東武バス路線沿いにあります。1日でいくつも回りたいなら、乗り放題のバスパスを買いましょう。距離が長く、いくつかのバス停で乗り降りすることになるので、その都度払うよりずっとお得です。最新の運賃と時刻表は、駅前の東武のカウンターで確認を。
外せない6スポット

奥日光でやりたいこと

上まで足をのばした人はみんな、山あいへのバスは乗る価値あり、と口をそろえます。日光の町からバスが上っていく順番に並べたので、1日で順番にめぐってもいいし、自分に合うものだけ選んでもOKです。

奥日光、落差97mの華厳の滝。紅葉と虹がかかる 💧 見どころ1
華厳の滝
Kegon Falls · Okunikko

日光でいちばん有名な滝で、97mの断崖をまっすぐ流れ落ち、日本三名瀑のひとつに数えられます。1930年からある古いエレベーターで約100m下りると、滝つぼ近くの観瀑台に出て、涼しいしぶきが流れてきます。上からの展望台は無料。滝つぼまで下りたいときだけエレベーター代を払えばOKです。

📍場所:中禅寺湖のそば、中禅寺温泉バス停から徒歩約5分
🎟️エレベーター代:大人¥570ほど · 上の展望台は無料(2026年の料金は変わることあり)
🚌行き方:日光から東武バス、中禅寺温泉で下車 約45分
💡ヒント:水量は雨や雪どけのあとがいちばん多め。紅葉が滝を彩るのは10月中旬〜下旬がベストです。
日光の観光スポット →
奥日光、男体山を背に広がる中禅寺湖 🏞️ 山上の湖2
中禅寺湖
Lake Chūzenji · Okunikko

日本一標高の高い自然湖で、標高1,269m。背後に屏風のようにそびえる男体山(2,486m)の溶岩によってできました。水面は穏やかで澄み、空気は一年じゅう涼しいまま。湖畔を歩いても、遊覧船に乗ってもよし。すぐ下流の華厳の滝に水を送っているのも、この湖なんです。

📍場所:男体山の麓、中禅寺温泉エリアのすぐそば
⛴️遊覧船:約55分で湖を一周、いくつかの桟橋で乗り降りできます
🚌行き方:中禅寺温泉バス停で下車すれば、湖畔はすぐそこ
💡ヒント:湖と華厳の滝は隣どうしなので、ひとつのバス停でまとめて楽しめます。
日光の観光スポット →
🥾 🍁 高原の湿原3
戦場ヶ原の湿原
Senjogahara Marsh · Okunikko

標高約1,400mに広がる約400ヘクタールの広大な湿原で、かつて浅い湖だったところに土砂が積もって草原になりました。全区間に木道が整備されているので、登りのない平らで歩きやすい道。初心者でも大丈夫です。夏は青々とした緑、秋には草原一面が金色と赤に染まります。

📍場所:中禅寺湖の上、日光国立公園内
⏱️歩く時間:竜頭の滝→赤沼 約2時間 · 湯元まで足をのばすルート 約2.5〜3時間
🚌行き方:湯元行きバス路線の竜頭の滝または赤沼で下車
💡ヒント:紅葉は10月上旬が見ごろ(ほかのスポットより標高が高いため)。歩きやすい靴で、水を持っていきましょう。
日光の観光スポット →
🛣️ 🍁 48カーブ4
いろは坂
Irohazaka Winding Road

日光の町(標高約600m)から中禅寺湖(約1,270m)まで、合計48のヘアピンカーブを上っていく山道。48文字ある昔の「いろは」にちなんで名づけられました。上り線(20カーブ)と下り線(28カーブ)に分かれていて、秋には谷一面が赤やオレンジに染まります。バスはまさにこの坂を走っていきます。

📍場所:日光の町と中禅寺湖のあいだ
🍁紅葉:10月中旬〜下旬が見ごろ(週末は渋滞します)
🚌行き方:東武バスで山を上れば、このカーブを通ります
💡ヒント:谷の眺めが見える側の席へ · 秋は長い渋滞を避けるため早めに出かけましょう。
日光の観光スポット →
🚠 🏔️ 展望スポット5
明智平ロープウェイ
Akechidaira Ropeway

奥日光でも指折りの展望スポット。ロープウェイで標高1,473mの展望台へ上がると、華厳の滝・中禅寺湖・男体山がひとつのフレームに収まります。滝を上から撮るのにいちばんのアングルで、秋には行列ができる場所です。

📍場所:第二いろは坂の終点 · 明智平バス停
⚠️注意:2026年1月から2027年9月ごろまで大規模改修のため休止 — 出かける前に運行状況を確認してください
🚌行き方:日光→中禅寺・湯元行きの明智平バス停で下車
💡ヒント:休止中も、車やバスで明智平の駐車場まで行けば下からの眺めは楽しめます。
日光の観光スポット →
♨️ ♨️ 温泉6
湯元温泉+湯滝
Yumoto Onsen & Yudaki Falls

バス路線の終点にあるのは、湯ノ湖畔の小さな温泉街。硫黄泉の濃さがすごく、白濁した黄色いお湯に、あたり一帯が卵のようなにおいに包まれます。一日歩いたあとには、まさに至福のひととき。湖のすぐ下には、幅広いカーテンのように流れ落ちる湯滝があり、紅葉の季節はとくに美しいです。

📍場所:湯ノ湖畔、奥日光ルートのいちばん奥
♨️日帰り入浴:多くの旅館が日帰り客にお風呂を開放、ひとり500〜¥1,500ほど
🚌行き方:東武バスで湯元温泉の終点まで、日光から約80分
💡ヒント:硫黄泉はシルバーのアクセサリーを変色させることがあるので、入浴前に外しておきましょう。
日本の温泉ガイド →
行き方

日光の町から奥日光へ上る

奥日光まで上る電車はなく、みんな同じ一本のバス路線を使います。この3ステップを押さえれば、1日のプランは簡単に立てられます(2026年の時刻表や運賃は変わることがあるので、まずは東武のカウンターで確認を)。

STEP 1
まずは日光の町へ

東京からは東武日光駅(浅草からの東武の電車がいちばんラク)かJR日光駅へ。2つの駅は隣どうしで、どちらも山へ上る出発点になります。日光までの行き方の詳しいルートは、日光シティガイドをご覧ください。

STEP 2
東武バスで山を上る

駅前には、いろは坂を上る中禅寺温泉行きや湯元温泉行きの東武バスがあります。華厳の滝・中禅寺湖までは約45分、湯元までは約80分。バスは時刻表どおりに運行するので、バス停で時間を確認してください。

STEP 3
乗り放題のバスパスを買う

1日でいくつものスポットを回るなら、(中禅寺ゾーンや湯元ゾーンなどの)乗り放題パスのほうが、その都度払うよりずっとお得です。運賃は距離が長くなるほど高くなるからです。駅前の東武のカウンターで買えます。

食べる・飲む

奥日光をめぐりながら食べたいもの

日光の名物といえば「湯波(ゆば)」。ほとんどのお店に湯波料理があります。山の上、中禅寺湖や華厳の滝のあたりにも、観光のあいだに立ち寄ってひと休みできるお店があります。

🍶
湯波 — 地元の名物
煮立てた豆乳の表面からすくい取る薄い膜で、とうふと卵のあいだのような柔らかさ。日光を代表する食材です。
🍜
湯波そば
気軽に楽しめる一杯。温かいそばに湯波をのせたもので、観光の合間にちょうどいいボリュームです。中禅寺湖まわりのお店で見つかります。
🍱
湯波巻き・定食
専門店ではごはんや地元の食材を湯波で巻いて定食で出したり、刺身のように生で出して、柔らかい食感をそのまま味わえるようにしています。
🐟
湖畔の塩焼き鱒(ます)
冷たい山の水は鱒の養殖に向いていて、湖畔のお店では串から焼きたての塩焼きを出してくれます。
湖を眺めるカフェ
中禅寺温泉エリアには、湖と男体山を眺めながらコーヒーを楽しめるカフェがあります。次へ向かう前のひと休みにぴったりです。
🛍️
山の上は閉まるのが早め
山の上のお店は、町なかより午後や夕方に早く閉まるところが多いです。ランチの計画はしっかり立てて、おやつをバッグに入れておきましょう。
地図

奥日光の見どころを1枚の地図で

華厳の滝、中禅寺湖、戦場ヶ原の湿原、明智平ロープウェイがどれだけ近くにあるかがひと目でわかります。いずれも、いろは坂を上る日光の町からのバスでつながっています。

どこに泊まる

山の上に泊まるか日光の町に泊まるか

奥日光に大きな高級チェーンはありませんが、本物の山の雰囲気を味わえる温泉旅館があります。旅のスタイルに合わせて、3つの選択肢から選びましょう。

1)中禅寺温泉の湖畔旅館 — 朝、湖と男体山の眺めで目覚められ、華厳の滝にも近い。主要な見どころをあわてずに見たい人にぴったり · 2)湯元温泉 — より標高が高く静かで、白濁した濃い硫黄泉が魅力。じっくり湯あみしたい人や、戦場ヶ原を歩く人におすすめ · 3)日光の町に泊まる — 部屋数が多く価格帯も幅広い。朝にバスで上がっていけばよく、町の社寺もあわせて見たい人にぴったり。10月の紅葉シーズンはどんな部屋もすぐ埋まるので、早めに予約して無料キャンセルできるプランを選ぶのがいちばん安心です。

🏨 今すぐ部屋を探す:日光や山の上の温泉の旅館・ホテルの料金と空室は、Agodaで日光の宿を探す → で比べられます · どこに泊まるかをもっと詳しく知りたいなら、日光の宿泊ガイドをご覧ください
🍁
紅葉は上から下へ
湯元・戦場ヶ原は10月上旬 · 湖といろは坂は10月中旬〜下旬 · 日光の町は11月上旬に色づきます。
❄️
冬は休止・積雪のところも
ここは高い山岳地帯。冬は厳しい寒さと雪に見舞われ、一部の遊歩道やサービスが休止することもあります。まずは最新の状況を確認してください。
🧥
町よりいつも涼しい
標高1,200〜1,400mなので、日光の町より数度寒いです。夏でも長袖の羽織りものを持っていきましょう。
🚌
帰りのバスの時間を確認
山のバスは町ほど本数が多くありません。とくに日帰りのときは、取り残されないよう最終バスの時間を控えておきましょう。
♨️
泊まらなくても湯あみできる
宿泊しなくてもOK。湯元の多くの旅館が日帰り客にお風呂を開放していて、ひとり500〜¥1,500ほど、予約なしで入れます。
📶
eSIMをオンに、地図はオフライン保存
山の上は電波が届きにくい場所があります。地図とバスの時間はオフラインで保存しておき、上がる前にeSIMを準備しておきましょう。
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よくある質問

奥日光についての質問

奥日光は日光とどう違うの?
みなさんがよく知る日光は、東照宮や歴史ある寺社が並ぶ町なかのエリアです。「奥日光」とは奥の日光のこと。いろは坂を上った先に広がる、町よりさらに高い山岳エリアです。華厳の滝、中禅寺湖、戦場ヶ原の湿原、湯元温泉などがあり、歴史的な建造物よりも自然・滝・山上の湖・ハイキングを楽しむ場所です。
華厳の滝はどのくらいの高さ?滝つぼまで下りられる?
華厳の滝は落差97mで、日本三名瀑のひとつに数えられます。1930年からある古いエレベーターで約100m下りると、滝つぼ近くの観瀑台まで行けます。上からの展望台は無料ですが、下の観瀑台へ下りるエレベーターは大人¥570ほどかかります(2026年の料金は変わることがあるので、出かける前に最新情報を確認してくださいね)。
日光の町から奥日光へはどう行くの?
JR日光駅か東武日光駅から、中禅寺温泉または湯元温泉行きの東武バスに乗ります。いろは坂を上って、中禅寺温泉までは約45分(華厳の滝はバス停から徒歩5分ほど)。距離が長くて停車する場所も多いので、乗り放題のバスパスがおすすめです。出かける前に最新の時刻表と運賃を確認してくださいね。
奥日光を訪れるのにベストな時期は?
紅葉のシーズンがいちばん美しく、色づきは標高の高いところから始まります。湯元温泉や戦場ヶ原は10月上旬、続いて中禅寺湖やいろは坂は10月中旬から下旬ごろ。夏は涼しくて湿原歩きにぴったりで、冬は雪が積もる場所や通行止めになる道もあるので、最新の天気や道路状況を確認してください。
戦場ヶ原は歩くのが大変?どのくらい時間がかかる?
戦場ヶ原は標高約1,400mに広がる平らな湿原で、全区間に木道が整備されています。きつい登りがなく歩きやすいので、初心者でも大丈夫です。人気の竜頭の滝から赤沼までのコースは約2時間、湯滝・湯元温泉まで足をのばすと合計2.5〜3時間ほどです。歩きやすい靴と飲み物を用意していきましょう。
奥日光あたりで泊まるならどこがいい?
湖畔の中禅寺温泉エリアと、より標高の高い湯元温泉のどちらにも温泉旅館があります。湯元温泉は白濁した黄色い硫黄泉が魅力です。日光の町に泊まって、朝に上がってくるのもありです。10月の紅葉シーズンは部屋がとても早く埋まるので、早めに予約を。まずはAgodaで最新の空室と料金を確認して、無料キャンセルできるプランを選ぶと安心です。
山へ上がる準備はできましたか?

日光の町をすべて見て
そのままバスで奥日光へ

まずは日光シティガイドで社寺や町なかの見どころを計画して、そこから山へ上がって華厳の滝・中禅寺湖・湯元温泉を加えていきましょう。あるいは、とくにすぐ埋まる10月の紅葉シーズンに向けて、日光の宿を早めに予約しておくのもおすすめです。

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