ホーム 日光 栃木 日本 タイ語で読む About
ホーム  ›  アジア  ›  日本  ›  日光  ›  モデルコース
⛩️ 日光モデルコース · 1〜2日 · 2026

日光の「ふたつの世界」
は何日あれば回れる?

朝は金箔と彫刻に覆われた東照宮の陽明門、翌日の午後は渓谷へ落差97mで落ちる滝へ — このプランはバス停・時間・料金まで全部入れて、ちゃんと実際に回れるように作りました。

日光は何日必要?

正直に言うと — 1日で半分、2日で全部

想像してみてください。澄んだ川に架かる朱塗りの橋を渡って上り、樹齢何百年もの杉の森を抜けると、日本人が「日暮らしの門」と呼んだ門の前に出ます — 彫刻があまりに細かくて、夕暮れまで眺めていられるほどだから。金箔、深い青、龍、鶴、中国の賢人 — どこを見ても物語が彫り込まれています。これが東照宮の陽明門。訪れた人が「こんなに絢爛な日本の神社は見たことがない」と口をそろえる場所です。

日光が東京近郊のほかの日帰り先と違うのは、ふたつの世界が重なっているから。ひとつ目は森の中に建つ世界遺産の社寺群で、これは1日で見られます。ふたつ目はもっと山の上 — 華厳の滝、中禅寺湖、そして戦場ヶ原の湿原で、48のヘアピンカーブの道を上るバスでたどり着きます。人々が「もう1泊しよう」と決めるのは、たいていこのふたつ目の世界のせいです。

下のプランは3つの長さで組んでいます。世界遺産エリアにしぼった1日、山の滝と湖を足した2日、そして鬼怒川温泉まで延ばす3日 — 自分の時間に合うものを選んでください。先に日光の見どころ一覧を見ておくのもおすすめです。

1日目

杉木立に佇む世界遺産 — 東照宮とあとふたつ

朝は神橋を渡る · 午前は東照宮を歩く · 昼はゆば · 渓谷沿いに並ぶ並び地蔵 — なぜここがユネスコに登録されたのかが分かる1日です。

01
1日目
神橋 · 輪王寺 · 東照宮 · 二荒山神社 · 憾満ヶ淵
周りを紅葉に囲まれ、杉木立の中に建つ日光東照宮の朱塗りの五重塔
午前 · 約3.5時間
神橋 → 輪王寺 → 東照宮

1日目は神橋(しんきょう)からスタート。大谷川に弧を描いて架かる、漆塗りの赤い橋です。昔からここは日光の聖なる山域の入り口とされていて、橋は二荒山神社のもの。道路脇からなら無料で写真が撮れますし、¥300払えば橋の上を歩いて渡れます。ここから杉の森を抜けて社寺群まで、上り坂を10分ほど歩きます。

まずは輪王寺(りんのうじ)へ。三仏堂には高さ約8mの金色の三体の仏像が祀られていて、これは1,200年以上前に町とともに開かれた寺院の一部です。続いて東照宮(とうしょうぐう)へ。日本を統一した将軍・徳川家康を祀る霊廟であり神社です。静かに、ゆっくり歩いてみてください — 三猿の彫刻(「見ざる・聞かざる・言わざる」)、有名な眠り猫、そして金箔の陽明門は、江戸時代初期の名工の技です。石段を上れば、丘の上にある家康の墓所にお参りできます。

バス: 東武日光駅2B乗り場から世界遺産めぐり循環バスに乗り、神橋で下車、約10分(¥350)· または徒歩で約30〜40分上る
東照宮の拝観券: ¥1,600(宝物館込みは¥2,400)· 開門9:00〜17:00(11〜3月は16:00まで)· 現金のみ
神橋: 渡橋¥300 · 世界遺産の共通券なら輪王寺+二荒山神社もカバーされ、個別に買うよりお得
ヒント: 東照宮には10:00より前に着くのがおすすめ — 観光バスや学校の団体は午前遅め〜昼ごろに到着しがちです。朝の光に照らされた陽明門は美しく、人もずっと少なめです。
午後 · 約2.5時間
ゆばのランチ + 二荒山神社

社寺群の近くで、日光名物のゆば(湯波)を昼食に。温めた豆乳の表面にできる、あの繊細な膜です。日光では二枚重ねに巻くので、京都のものより厚め。汁物に入れたり、そばにのせたり、上品な御膳で出てきたりと、町なかや社寺周辺の店は価格帯もさまざまです。具体的なお店は日光グルメガイドをどうぞ。

ランチのあとは、すぐ隣の二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)へ — 東照宮より古く、日光三山を祀る神社です。木陰の境内は静かで、にぎやかな東照宮のあとにひと息つくのにぴったり。時間と共通券があれば、3代将軍の霊廟大猷院まで足を延ばしてみてください。

ゆば: 御膳¥1,500〜3,000 · ゆばそば¥1,000〜1,500
二荒山神社: 主境内は無料 · 神苑は小額の入苑料 · 東照宮から徒歩約5分
夕方 · 約1.5時間
憾満ヶ淵の並び地蔵

1日目の締めくくりは、多くの人が見逃す場所 — 憾満ヶ淵(かんまんがふち)へ。神橋から川沿いに歩いて20分、入場無料です。ここには74体の石のお地蔵さまが渓谷沿いに並び、赤い帽子と前掛けを身につけ、古い緑の苔をまとっています。地元では「化け地蔵」と呼ばれていて、何度数えても同じ数にならない、という言い伝えがあるからです。あたりは静かで、川の流れもゆるやか — とくに秋、黒い岩肌を背に真っ赤な紅葉が立つころは格別です。静かな気持ちで歩きたい場所です。

神橋から徒歩: 大谷川沿いに約20分 · 無料 · 自由に入れる(日中がおすすめ)
町へ戻る: 駅まで歩いて約25〜30分、または田母沢のバス停からバスに乗る
1日しかない場合: 東京を早めに出れば(浅草を8:00より前に)、このプランは夕方の特急で戻る前提で1日に収まります — でも華厳の滝と湖も見たいなら、下の2日目へ続けてください。
2日目

山へ上る — 華厳の滝と中禅寺湖

午前は48のカーブの道をバスで上る · 昼までに落差97mの滝 · 午後は標高1,269mの湖 — 日光がまるで別の町に変わる1日です。

02
2日目
いろは坂 · 華厳の滝 · 中禅寺湖
日光の華厳の滝 — オレンジや赤の紅葉に囲まれ、落差97mの崖を白い帯となって落ちる水
午前 · 約2時間(移動込み)
いろは坂をバスで上る

2日目は東武日光駅からスタートして、中禅寺温泉または湯元温泉行きの東武バスに乗ります — 9:00より前に出発を。秋はバスが満員になり、道も渋滞するからです。バスはいろは坂をゆっくり上っていきます。48のヘアピンカーブが続く山道(昔の日本語の「いろは」の文字数にちなんだ名前)で、標高差は800m近く。窓側の席が取れれば、上るあいだずっと眼下の谷の景色が変わっていきます。中禅寺温泉のターミナルまで約45分です。

バス: 東武日光駅2C乗り場発の東武バス、中禅寺温泉/湯元温泉行き · 約45分
運賃: 1回¥200から(中禅寺まで約¥1,250)· 2日間有効の中禅寺バスフリーパス¥2,300のほうがお得
午前遅め〜昼 · 約2.5時間
華厳の滝 + 中禅寺湖

中禅寺温泉で降りたら、徒歩5分で日本三名瀑のひとつ華厳の滝へ。中禅寺湖の水が、崖を一直線に97m落ちていきます。上の展望台からなら無料で見られますし、¥570払えば岩を100m掘り下げたエレベーターで下の観瀑台へ。そこでは滝の全落差と同じ高さに立てて — 下に響く轟音と飛沫は、料金を払う価値があります。

滝から少し歩けば中禅寺湖(ちゅうぜんじこ)の湖畔へ。標高1,269mに広がる湖で、数千年前に男体山の溶岩が谷をせき止めてできました。水面は静かに澄み、背後には男体山のきれいな円錐形がそびえます。湖畔を散歩したり、レイクサイドのカフェでコーヒーを飲んだり、遊覧船に乗ったり。10月下旬には、全国から人が訪れる紅葉の名所になります。

華厳の滝: 上の展望台は無料 · 下の観瀑台へのエレベーター¥570 · バス停から徒歩5分
中禅寺湖: 散策は無料 · 遊覧船は約¥1,400(季節運航)
ヒント: 秋(10月下旬〜11月上旬)は午後の下り山のバスが満員になります。時間に余裕を持って、最終便を待たないようにしましょう。
午後 · オプションの追加
まだ元気があれば戦場ヶ原の湿原へ

2日目にまだ時間があって歩くのが好きなら、もう15〜20分バスに乗って戦場ヶ原の湿原へ。草原や小川のあいだを木道が走る、広々とした高原の湿地です。1〜2時間ほどの気軽なハイキングで、秋には一面が銅色がかった金色に染まります。行かなくても惜しくはありません — 日光の町まで下りて温泉につかるのも、同じくらいいい1日の締めくくりになります。

バス: 中禅寺からさらに戦場ヶ原/湯元方面へ約15〜20分(2日間の中禅寺パスでカバー)
帰り: 東武日光駅への下り山のバスは約50〜60分 · 最終便はたいてい夕方早め — 時間を確認しておきましょう
♨️
もっと時間がある?
3日目を足す — 鬼怒川の渓谷沿いでひと風呂 + 江戸ワンダーランド
日光ガイドを見る →
3日目(オプション)

のんびりの1日 — 温泉と自分のペースで

電車でちょっと温泉地へ · 渓谷を抜けるライン下り · 川沿いでひと風呂 — 何も急がなくていい最終日です。

03
3日目
鬼怒川温泉 · ライン下り · 一日ゆっくり過ごす
日光・憾満ヶ淵の森の小道沿いに並ぶ、赤い帽子と前掛けをつけ緑の苔に覆われた74体の石のお地蔵さま
午前 · 約1時間(移動込み)
電車で鬼怒川温泉へ

3日目があって、旅を温泉で締めくくりたいなら、東武の電車で日光から鬼怒川温泉(きぬがわおんせん)へ。約30分の距離です。鬼怒川沿いの渓谷にあり、関東でも最大級の温泉地のひとつ。多くの旅館が、谷を見渡す露天風呂を備えています。

電車: 東武日光から東武線、下今市で鬼怒川温泉行きに乗り換え · 約30〜40分
日帰り温泉: 多くの旅館が日帰り客にお風呂を開放 · 約¥1,000〜2,000
午後 · 約3時間
鬼怒川ライン下り + 江戸ワンダーランド

鬼怒川の名物といえばライン下り(鬼怒川ライン下り)。木の舟で、巨岩や岩壁のあいだの急流を下っていきます。秋の渓谷の眺めは見事です。近くには江戸ワンダーランドがあり、江戸時代の街並みを再現したテーマパークで、着物を着たり忍者や侍のショーを見たり — 家族連れの旅なら、半日過ごすのにぴったりです。

ライン下り: 約¥3,200(季節運航、おおむね4〜11月 · 増水時は運休)
江戸ワンダーランド: 大人券 約¥5,800 · 鬼怒川温泉駅からバスで約15分
あるいは、ただ休む: 最初の2日でくたびれたなら、鬼怒川の旅館に1泊して、懐石を食べ、朝晩お風呂につかり、そのまま電車で東京へ帰る — 旅をいちばんゆったり締めくくる方法です。
夜 · 旅の終わり
東京へ戻る、あるいは最後にもう1泊

鬼怒川温泉からは、東武特急が東京の浅草まで約2時間で直通しているので、日光まで戻る必要はありません。夕方の特急の座席を事前予約しておくと、ぐっと快適です — まだ帰りたくないなら、最後にもう1泊して翌朝戻るのもいいでしょう。

帰りの電車: 鬼怒川温泉発の東武特急 → 浅草 約2時間(座席は事前予約を)
夕食: 旅館の懐石、または温泉街のお店で · 帰る前にもう一杯ゆばを
実用情報

どこに泊まる · 行き方 · 予算

🏨
どこに泊まる

2日間の旅なら、東武日光駅近くの日光の町に1泊するのがおすすめ — 世界遺産めぐりのバスも、山へ上るバスも、ここが起点になって便利です。ゲストハウスからホテル、旅館まで選べます。とことん温泉に浸かりたいなら、鬼怒川温泉か中禅寺湖のほとりに泊まりましょう。選択肢は日光の宿ガイドをどうぞ。

🚆
東京からの行き方

いちばん簡単なのは東武特急(スペーシアX/リバティけごん)。浅草から東武日光まで約1時間50分、料金はおよそ¥3,050です。座席はすべて事前予約が必要。山の上まで行くなら、往復の電車と路線バスがセットになった東武の各種「日光フリーパス」を検討するといいでしょう。

🚌
日光市内のバス

世界遺産エリアでは世界遺産めぐり循環バス(1回約¥350)を。華厳の滝や中禅寺湖へ上るときは、中禅寺/湯元方面の東武バスに乗ります。一日中山の上で過ごすなら、2日間有効の中禅寺バスフリーパス(¥2,300)が元を取れます。バス停も車内アナウンスも英語対応です。

予算

ざっくりの費用 1日・1人あたり

項目 節約 標準 ゆったり
宿泊(1泊) ¥3,000–5,000
(ゲストハウス/ドミトリー)
¥8,000–14,000
(町なかのホテル)
¥20,000–50,000
(温泉旅館・2食付き)
3食 ¥1,500–2,500 ¥3,000–5,000 ¥6,000–12,000
(懐石/ゆば御膳)
バス+市内交通 ¥700–1,000
(一部は徒歩)
¥2,300
(2日間バスフリーパス)
¥2,300–3,500
入場料 ¥1,600
(東照宮+神橋)
¥2,100–2,700
(共通券+華厳のエレベーター)
¥2,700–4,000
(+ライン下り/江戸ワンダーランド)
1日の合計(目安) ¥6,800–10,100 ¥15,400–24,000 ¥31,000–69,500

価格は目安です(¥1 ≈ US$0.0067)· 東京からの往復の電車(片道約¥3,050)は含みません · 価格は季節によって変わります。

よくある質問

FAQ · 日光モデルコース

日光は東京から日帰りできますか?
できますし、ほとんどの人はこの方法です。浅草駅から東武日光駅までの東武特急(スペーシア/リバティけごん)は約1時間50分、片道およそ¥3,050です。座席はすべて事前予約が必要です。早めに出れば(8:00より前の列車)世界遺産の社寺をまる1日かけて回れます。でも華厳の滝と中禅寺湖も見たいなら、1泊すれば焦らずに済みます。
日光には何日必要ですか?
まる1日でカバーできるのは世界遺産エリアだけ — 東照宮・輪王寺・二荒山神社・神橋・憾満ヶ淵の並び地蔵です。でも日光のもう半分 — 華厳の滝・中禅寺湖・山の景色 — まで見るなら2日必要です。山を上るバスが往復で2時間近くかかるからです。のんびり温泉に泊まりたいなら、3日目に鬼怒川温泉を足してください。日光の見どころ一覧もどうぞ。
東照宮の拝観料と拝観時間はどのくらいですか?
東照宮の大人の拝観料は¥1,600です(宝物館との共通券は¥2,400)。開門は4月〜10月が9:00〜17:00、11月〜3月が9:00〜16:00で、最終入場は閉門の30分前です。窓口での支払いは現金のみ。多くの人が2〜3時間ほど滞在します。輪王寺にも入って神橋も渡る予定なら、世界遺産の共通券のほうが個別に買うより安く済みます。
華厳の滝と中禅寺湖へはどう行きますか?
東武日光駅から、中禅寺温泉または湯元温泉行きの東武バスに乗ります。48のヘアピンカーブが続くいろは坂を上り、中禅寺温泉のバスターミナルまで約45分です。華厳の滝はバス停から徒歩5分。下の観瀑台へ降りるエレベーターは¥570です。一日中山の上で過ごすなら、2日間有効の中禅寺バスフリーパス(¥2,300)が1回ごとに払うよりお得です。
日光のベストシーズンはいつですか?
10月下旬から11月上旬が、日光がいちばん美しい時期です — いろは坂・中禅寺湖・憾満ヶ淵を、真っ赤な紅葉が彩ります。同時にいちばん混む時期で、山のバスがもっとも遅くなる時期でもあります。春(4〜5月)は涼しく、社寺をまる1日めぐるのに気持ちのいい季節です。夏は標高が高いぶん東京より涼しめ。冬は雪で山道が通行止めになることもあるので、上る前に天気を確認してください。