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🍜 日本グルメのハンドブック

日本で何を食べる? — 絶対試したい名物・注文のしかた・食事のマナー

飛行機を降りてお腹ぺこぺこ、でも何を頼めばいいか分からない…?そんなあなたのために、人生で一度は試したい名物8品、食券機や写真メニューでも慌てずに注文するコツ、地元の人が本当に大切にしている食事のマナー、そして1日あたりの食費の目安まで、ぜんぶこの1ページにまとめました。旅のあいだの毎食、これさえあれば安心です。

まずはここから

日本食は寿司だけじゃない —一皿にひろがる、まるごとひとつの世界

日本のお店の前で、まわりは読めない看板だらけ、どの扉から入ればいいのかも分からず、固まってしまった経験はありませんか?正直なところ、初日はほとんどの人が同じ気持ちになります。でも一度コツをつかめば、日本は食べることが好きな人にとって本物の楽園だと気づくはず。数百円のコンビニおにぎりから、ミシュランの星つき寿司カウンターまで、その幅広さもさることながら、安いものまで信じられないくらいおいしいのが、何よりすごいところです。

このページは、はじめての日本グルメのスタート地点です。絶対試したい名物8品、どこで食べられてだいたいいくらかかるか、日本語をひと言も話さなくても食券機や写真メニューで注文する方法、つい間違えがちな食事のマナー、そしてお腹に余白を残しておきたいグルメな街までご紹介します。特定の料理をもっと深く知りたい?ラーメン寿司居酒屋それぞれの専用ガイドもご用意しています。

🍜 本当に、こわがらなくて大丈夫: 日本語だけのメニュー、食券機、入口に並ぶ食品サンプル…一見ややこしそうですが、ぜんぶ「食べたいものを指させばOK」になるようにできています。仕組みさえ分かれば、日本語が話せなくても旅のあいだじゅうおいしく食べられます。このページでその仕組みをまるごとお見せします。
🍜
麺類
ラーメン・うどん・そば。街ごとに名物のスタイルがあります。
🍚
ごはんもの
寿司、いろいろな丼もの、カレーライス、カツ丼。
🍤
焼き物・揚げ物
天ぷら、とんかつ、焼き鳥、からあげ。
🐟
生もの・海鮮
刺身、貝類、よそではなかなか味わえないクオリティの旬の鮮魚。
絶対に試したい名物

ひと口で好きになる日本の名物8品

時間がない?まずはこの8品から。見つけやすくて、日本人が本当に日常的に食べていて、この国の味をいちばんよく表している料理を選びました。どこで食べられるか、だいたいいくらかかるかのメモつきです。

チャーシュー・メンマ・ねぎをのせた、濃厚で白濁した豚骨スープのとんこつラーメン 🍜 全国1
ラーメン
Ramen · ラーメン

街ごとの「ふるさとの味」になっている麺のスープ料理。スープは澄んだ醤油や塩から、コクのある味噌、白濁したとんこつ(豚骨)まで幅広く、チャーシュー・半熟卵・ねぎがのります。熱いうちに音を立ててすすりましょう。お腹も満たされ、コスパも抜群のサッと食べられる一杯です。

📍食べられる場所: 福岡(とんこつ)・札幌(味噌)・どの大都市にもある専門店
💴おおよその値段: 1杯約600〜1,200円(替え玉は約100〜150円)
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サーモン・ホタテ・新鮮な生魚が盛られた、寿司と刺身の盛り合わせ 🍣 全国2
寿司・刺身
Sushi & Sashimi · 寿司

ひと口サイズのシャリに新鮮な生魚をのせたもの(にぎり)や、シャリなしで魚だけを味わうもの(刺身)。ここの素材の鮮度は、なかなか他では味わえません。初心者は一皿数十円から楽しめる回転寿司から始めてもいいですし、カウンターに座って職人のおまかせを味わえば、まったく別の体験になります。

📍食べられる場所: 東京の豊洲・築地市場・小樽&金沢(新鮮な海鮮)
💴おおよその値段: 回転寿司は1皿約100〜300円・カウンターのおまかせは数千円から数万円まで
寿司完全ガイド →
天ぷらと天かすをのせた、澄んだだしの太くて白いうどん 🥢 全国3
うどん
Udon · うどん

太くて柔らかく、もちもちした小麦の麺。温かいだしで味わうほか、冷やして濃いめのつけだれにつけて食べることも。いちばん有名なのは、コシのある独特の歯ごたえが自慢の香川の「讃岐うどん」です。胃にやさしくお財布にもうれしい一品で、駅の立ち食いコーナーから老舗のお店まで、ほとんどどこでも見つかります。

📍食べられる場所: 香川(讃岐)・全国の駅の立ち食いコーナー
💴おおよその値段: 1杯約300〜800円(立ち食いはもっと安いです)
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天ぷら・つけだれ・大根おろしを添えた、ざるにのった冷たいそば 🥢 全国4
そば
Soba · そば

そば特有の香ばしい風味をもつ、薄茶色のそばの麺。ざるにのせて冷たいまま濃いめのつゆにつけて食べる(ざるそば)ほか、温かいつゆで味わうことも。有名なのは、涼しい山の空気がそば栽培に合う長野(信州)と出雲。ラーメンより軽く、日本の家庭が大晦日に縁起をかついで食べる料理でもあります。

📍食べられる場所: 長野(信州そば)・松本・京都/東京の老舗そば店
💴おおよその値段: 1人前約600〜1,200円(高級な手打ちのお店はもっと高めです)
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🍤
🍤 全国5
天ぷら
Tempura · 天ぷら

えび・魚・野菜を薄い衣にくぐらせ、軽くカリッと、油っぽくならないように揚げたもの。天つゆや抹茶塩につけて味わいます。腕の見せどころは、薄い衣ときれいな油。専門店では一品ずつ揚げたてを鍋からそのまま出してくれますし、ごはんにのせた天丼や、うどんと一緒に楽しむこともできます。

📍食べられる場所: 東京の天ぷら専門店・全国のデパートや駅の店舗
💴おおよその値段: 天丼は約800〜1,500円・専門店のカウンターはもっと高めです
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ソースカツ丼 — ソースをまとった揚げ豚カツを、せん切りキャベツとごはんの上にのせたもの 🍚 全国6
とんかつ・カツ丼
Tonkatsu & Katsudon · とんかつ

豚肉にパン粉をつけ、外はカリッと中はやわらかく揚げたもの。スライスしてせん切りキャベツとごはんと一緒に出す(とんかつ)ほか、卵でとじてごはんにのせた熱々のカツ丼にも。福井のように、卵ではなく濃いソースをたっぷりかける地域もあります。とろりとしたとんかつソースをまとえば、食べごたえもコスパも抜群、誰の口にもよく合う一皿です。

📍食べられる場所: 全国のとんかつ専門店・福井(ソースカツ丼)
💴おおよその値段: とんかつ定食は約900〜2,000円・カツ丼は約700〜1,200円
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熱々の鉄板の上で、ソース・マヨネーズ・ゆらゆら踊る鰹節をのせたお好み焼き 🍳 大阪/広島7
お好み焼き
Okonomiyaki · お好み焼き

「日本のピザ」とも呼ばれる、塩気のきいたパンケーキのような料理。生地にキャベツや好きな具を混ぜて鉄板で焼き、とろりとしたソースとマヨネーズをかけ、立ちのぼる熱でゆらゆら揺れる鰹節をのせます。大阪スタイルは具を生地に混ぜ込み、広島は焼きそばを重ねて層にするのが特徴。テーブルで自分で焼けるお店も多く、これがまた楽しいんです。

📍食べられる場所: 大阪(道頓堀)・広島(重ねるスタイル)
💴おおよその値段: 1人前約800〜1,500円
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マヨネーズと鰹節をのせ、箸でつまみ上げたたこ焼き 🐙 大阪8
たこ焼き
Takoyaki · たこ焼き

中にタコを入れた丸い生地を、くぼみのついた専用の鉄板で外はカリッと中はとろとろに焼き上げ、ソース・マヨネーズ・かつお節・青のりをのせたもの。大阪のふるさとを代表するストリートフードで、道頓堀を歩くなら外せない一品です。ご注意を:すぐにかぶりつくと中が超熱々なので、まずはふーふーしてからどうぞ。

📍食べられる場所: 大阪(道頓堀の屋台)・全国のお祭り
💴おおよその値段: 1舟(6〜8個)約500〜800円
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迷わず注文するために

日本でよく出会う4つの注文スタイル

日本のお店は、日本語が話せなくても注文しやすいようにできています。この4つの形式を知っておけば、どのお店に入っても困ることはありません。

スタイル 1
食券機

ラーメン店や丼もののお店の多くは、入口に食券機があります。現金を入れて料理を選び(写真つきや英語ボタンがあることも多いです)、食券とお釣りを受け取って、席に着いたらスタッフに食券を渡すだけ。ひと言も話す必要はありません。

スタイル 2
写真メニュー/食品サンプル

多くのお店では、入口に食品サンプル(サンプル)が並んでいたり、料理ごとに写真がついたメニューがあったりします。食べたいものを指させばOK。ごく普通のことなので、恥ずかしがらなくて大丈夫です。困ったら、翻訳アプリのカメラをメニューにかざすと便利ですよ。

スタイル 3
お得な定食を頼む

定食は、ごはん・味噌汁・小鉢がセットになった食事のこと。一品だけ頼むより、お得でお腹も満たされます。多くのお店ではランチに割安なセット(約800〜1,000円)を出していて、1日のうちでいちばん安くしっかり食べられる時間帯です。

スタイル 4
帰りにレジで会計

ほとんどの場合、テーブルでは支払いません。帰るときに伝票を持って(または席を伝えて)、出口近くのレジで会計します。現金のみのお店も多いので少し持っておくと安心。そしてチップは不要、伝票どおりの金額をそのまま支払えばOKです。

食事のマナー

うっかりやらかさずに気持ちよく食べる

地元の人は、旅行者がすべてを完璧にこなすことを期待してはいません。でもいくつかは大切にされているので、知っておけば安心して食べられます。なかには意外なものもありますよ。

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箸のNG行為ふたつ
ごはんに箸を立てて刺すこと、箸から箸へ食べ物を渡すこと。どちらもお葬式の作法なので絶対にやめましょう。分けるときは、いったんお皿に置いてからどうぞ。
🍜
麺は音を立ててすする
ラーメン・そば・うどんは、どんどんすすってOK。まったく普通のことで、そのほうがおいしく感じるという人もいます。ただし、すするのは麺だけですよ。
🙏
「いただきます」「ごちそうさま」を言う
食べる前に「いただきます」(この食事に感謝)、食べ終わったら「ごちそうさまでした」。ちょっとした心づかいが、食卓全体をあたたかくしてくれます。
💴
チップは不要
日本にチップの文化はありません。お金を置いて行くと、スタッフが返そうと追いかけてきます。良いサービスはすでに料金に含まれているので、伝票どおりの金額をそのまま支払えばOKです。
🧼
おしぼり
席に着くと渡される小さな丸めたタオル(冬は温かく、夏は冷たい)は、食べる前にを拭くためのもので、顔を拭くものではありません。使い終わったらたたんで脇に置いておきましょう。
🚮
歩き食べはしない・ゴミは分別する
歩きながら食べるのを失礼だと感じる人は多いもの。ストリートフードを買ったら、屋台のそばに立って食べましょう。そしてゴミは、決められた分別でちゃんと捨ててください。
グルメな街

お腹に余白を残しておきたい5つの街

日本はどの街もおいしいものだらけですが、なかでもこの5つは食の街として特に有名で、それぞれに専用のグルメガイドがあります — 東京大阪福岡札幌京都

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🍜

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その季節にしか出会えない料理 — 冬のズワイガニ、春のたけのこ、秋のさんま。

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よくある質問

日本で食べることについての疑問

日本でベジタリアンやハラルの食事を見つけるのは難しいですか?
多くの国に比べると難しめです。日本料理の多くは、野菜が中心に見える料理でもかつおぶし(鰹節)からとった出汁を使っているからです。東京・京都・大阪のような大都市では、ベジタリアンやヴィーガン、ハラルのお店がどんどん増えていて(HappyCowアプリやハラル検索がとても役立ちます)、一方で地方はまだ選択肢が限られます。いちばんおすすめなのは、食べられないものを日本語でシンプルに伝える言い方を覚えておくこと、はっきり対応をうたっているお店を事前に予約しておくこと、そしてコンビニのお菓子や果物を予備に持っておくことです。
日本の外食でチップは必要ですか?
いいえ、必要ありません。むしろ渡さないでください。日本にチップの文化はありません。テーブルにお釣りを置いて行くと、忘れ物だと思われてスタッフが追いかけて返してくれることがほとんどです。良いサービスは当たり前のことで、すでに料金に含まれています。高級なお店では会計にサービス料がすでに加算されている場合もあるので、伝票に書かれた金額をそのまま支払えば大丈夫です。
日本で1日あたりの食費はどのくらい見ておけばいいですか?
節約派なら(コンビニ+牛丼やラーメンのチェーン店)、1日あたり2,000〜3,000円ほど・ふつうに食べる人なら(昼は定食、夜は座って食べるディナー)、4,000〜6,000円ほど・名物やお店、寿司のカウンターを追いかけ始めると、もっとぐっと上がります。メニューのおおよその値段は、牛丼が約450〜500円、ラーメンが約600〜1,200円、定食が約800〜1,000円。2026年は値段が変わることもあるので、お店で確認してください。
麺を音を立ててすすっても本当に大丈夫ですか?
はい、本当に大丈夫です。ラーメン・そば・うどんを音を立ててすするのはまったく普通のことで、そのほうがおいしく感じるという人もいます(麺と一緒に空気を取り込むことで、スープの香りが立つのです)。マナー違反ではありませんが、すするのは麺だけです。ほかの料理はすすりませんし、ごはんに箸を立てて刺さない、箸から箸へ食べ物を渡さない、といった箸のルールはやはりあります。
英語メニューがないお店ではどうすればいいですか?
心配いりません。多くのお店には注文用の食券機があり(写真つきや英語ボタンがあることも多いです)、入口に食品サンプルが並んでいたり、写真メニューがあったりして、指さすだけで注文できます。本当に困ったら、Google翻訳のカメラでメニューをその場で読み取ったり、近くのテーブルの料理を指さしたりすればOKです。写真やサンプルを指さすのは日本ではごく普通のことなので、恥ずかしがる必要はまったくありません。
日本のコンビニの食べ物は実際おいしいですか?
本当においしくて、値段から想像する以上のクオリティです。セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートといったコンビニでは、おにぎりやたまごサンド、温かいお弁当、フライドチキン、スイーツなど、日本人が毎日ふつうに食べているものが買えます。朝ごはんやサッと済ませたいとき、節約したいときにぴったりで、1品だいたい150〜600円ほど。旅行中の出費を抑えるのにも便利な味方です。
さあ、食べに行こう?

まずは一杯から
日本のラーメンの世界へ飛び込もう

最初に試す一品を選ぶとしたら、私たちはラーメンに一票。6つのスープのスタイルの違い、街ごとに自慢のラーメン、そして食券機で慌てずに注文する方法を、続きで読んでみてください。準備ができたら、名店の近くに立地のいいホテルを押さえておきましょう。

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