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❄ 出かける前に · 小樽 2026

小樽 旅のヒント
小さな街、でも細部が肝心

運河、石造りの倉庫、ガラス工房、朝獲れの寿司 — 小樽はインスタ映えする街として有名です。アクセスも簡単。でも運河沿いの遊歩道で凍えてしまう前に、電車の選択肢、訪れるべき季節、何を着ていくかを知っておきましょう。

アクセス

行き方は4通り — あなたの旅に合うのはどれ?

小樽は北海道、札幌の北西わずか32kmのところにあります。電車を使えば、日本でいちばん気軽な日帰り旅のひとつになります。

🚄
JR快速エアポート — 新千歳空港から直通
新千歳空港(CTS)→ 小樽駅 · 乗り換え不要

北海道の国際線・国内線の玄関口である新千歳空港(CTS)に到着するなら、これがいちばんシンプルなルートです。JR快速エアポートは空港の地下駅から発車し、途中で札幌中心部を通り抜けて、乗り換えなしで小樽駅まで直通運転しています。所要時間は約1時間15分、料金は¥1,910。日中はおよそ15分間隔で運行していて、運賃はJRパスで全額カバーされます。

約1時間15分 ¥1,910 JRパス利用可
おすすめの人:札幌に寄らず、空港からそのまま小樽に入りたい人。ターミナルの地下から乗って小樽駅で降りれば、運河までは徒歩10分です。
🚉
札幌からのJR快速エアポート — 定番の日帰りルート
札幌駅 → 小樽駅 · 速くて本数も多い

札幌を拠点にして小樽へ日帰りするなら、JR快速エアポートが順当な選択です。32kmを30〜32分、片道¥750で結びます。予約は不要 — 電車はおよそ15分間隔で運行していて、切符はホームの自動券売機で買えます。JRパスも使えます。小樽駅はまさに街の中心にあり、運河までは北へ徒歩10分です。

30〜32分 片道¥750 JRパス利用可
おすすめの人:札幌拠点での日帰り旅。朝早く出発して丸一日過ごし、最終電車で戻る — ダイヤに余裕があるので無理なくこなせます。
🚌
高速おたる号(高速バス)
札幌バスターミナル(1番のりば)→ 小樽 · 電車より少し安い

高速おたる号は、札幌駅バスターミナルの西側1番のりばから発車し、片道¥730(往復¥1,360)です。所要時間は56〜68分。北海道大学経由、円山経由、望洋台経由の3ルートがありますが、望洋台経由は小樽駅ではなく小樽築港駅が終点なので注意してください。このバスはJRパスの対象外です。電車との差額はわずかなので、JRパスを持っている人がわざわざバスに乗る理由はほとんどありません。

片道¥730 56〜68分 JRパス対象外
おすすめの人:JRパスを持っておらず、電車運賃より¥20でも節約したい予算重視の人。それ以外の人には、電車のほうが速くてパスも使えます。
🚗
レンタカー
札幌 → 小樽 · 高速道路で約42分

北海道は日本でも屈指のドライブの名所で、広く周遊するためにすでにレンタカーを借りているなら、小樽へは簡単です。札幌中心部から札樽自動車道に札幌北ICから乗り、小樽ICで降ります。所要時間はおよそ42分、札幌北ICから小樽ICまでの高速料金は¥1,240です。小樽の駐車場は利用できますが料金がかかり、週末やお祭りの時期にはすぐ満車になります。立ち寄り先が小樽だけなら、正直なところ電車のほうが理にかなっています。

約42分 高速料金¥1,240
おすすめの人:小樽と積丹半島の海岸ドライブを組み合わせたり、そのままニセコへ足を延ばしたりする人 — 寄り道する価値のある美しい道です。小樽だけなら、電車のほうが速くてストレスもありません。
日本語と英語で小樽駅の駅名標が掲げられた小樽駅のホーム、展示された蒸気機関車とともに
小樽駅 — ほとんどの旅の出発点です。運河までは徒歩10分、三角市場は駅を出てすぐのところにあります。
市内の移動

端から端まで 歩いて回れる小さな街

見る価値のある場所はほぼすべて駅から徒歩30分以内 — その回り方をご紹介します。

初めて訪れる人の多くが到着して気づくこと、それは小樽は地図で見るよりずっとコンパクトだということ。運河、倉庫街、堺町通り、北一硝子、三角市場は、すべて1時間もかからずに歩いて回れるひとつのループでつながっています。このコンパクトさこそ、小樽が日帰り旅にぴったりな理由 — 複雑な交通の計画は要りません。例外は天狗山で、ロープウェイまで行くにはバスかタクシーが必要です。

徒歩 — 中心部を見るならこれがいちばん

駅から三角市場まで2分。運河まで10分。堺町通りまで20分。北一硝子まで25分。出抜小路まで30分。すべて自然に歩いてつながります。冬は歩道や坂道がカチカチに凍ることに注意 — きちんとした靴は絶対に欠かせません。

駅からの距離:運河800m · 堺町 約1.2km · 北一硝子 約1.5km
小樽散策バス

小樽駅、運河、堺町、海岸エリアを結ぶ観光循環バスです。料金は1乗車¥220、または1日乗車券¥750。午後に足が疲れてきたときや、冬の寒さでもう1km歩く気が起きないときに便利です。ほとんどの行程では必須ではありません — 見どころは歩いて回れるくらい近いからです。

1日乗車券:¥750 · 購入:車内で、または小樽駅で尋ねて
レンタサイクル

小樽駅前にはいくつかのレンタル店があります(Otaru I Love Bike、Blue Leaf など)。普通の自転車は1日¥500〜1,000、船見坂周辺の坂道に挑むなら電動アシスト自転車も借りられます。銭函方面の海岸沿いや、運河の東側にある静かな住宅街を巡るのに向いています。冬はおすすめしません — 道路が凍っています。

料金:1日 約¥500〜1,000 · 電動アシスト:坂道用にあり
タクシー — 天狗山やその先へ

散策バスを待たずに天狗山ロープウェイ乗り場まで行きたいときや、中心部から少し離れた小樽の温泉リゾートに向かうときに便利です。タクシーは駅前で待っています。駅から天狗山ロープウェイまでは交通状況にもよりますが、だいたい¥1,200〜1,500です。

駅 → 天狗山ロープウェイ:約¥1,200〜1,500 · つかまえ方:駅のタクシー乗り場、またはホテルで尋ねて
ヒント:札幌から日帰りで来るなら、小樽フリーきっぷについて尋ねてみましょう — 札幌からの往復鉄道きっぷと散策バスの1日乗車券がセットになったお得なパッケージです。札幌駅と新千歳空港で購入できます。地図や見どころの詳細は、小樽シティガイドの完全版をご覧ください。
曇り空の夏の日、小樽運河沿いに立ち並ぶ古い石造りの倉庫と、水辺に係留された木造の船
小樽運河 — 駅から徒歩10分、この街を訪れるなら自然と中心になる場所です。
実用的なヒント

街へ出かける前に知っておきたいこと

実際に人が暮らす現役の港町 — 前もって知っておくとよいことがいくつかあります。

知っておくとよいこと:1月と2月の大雪では、JR北海道がときどき遅延したり一時運休したりします。小樽での最終日が帰りの飛行機の前日にあたるなら、スケジュールを詰め込みすぎないこと — 新千歳空港へ戻る電車での天候による遅れに備えて、少なくとも2〜3時間の余裕を見ておきましょう。
ベストシーズン

小樽はどの季節に訪れても価値があります

季節ごとに表情がまるで違います — それぞれを正直にお伝えします。

冬(12月〜3月)— いちばん小樽らしい季節

雪とガス灯の灯りに縁取られた運河は、多くの人が小樽と聞いて思い浮かべる風景です。雪あかりの路(2月7〜14日)がその中心 — 何百もの雪灯篭と水面に浮かぶキャンドルが、入場無料で毎晩午後5時から9時まで灯ります。気温はマイナス10度からマイナス1度なので本格的な装備が必要ですが、その寒さこそがこの鮮やかな雰囲気をつくり出している一部でもあります。宿は数か月前に予約しておきましょう。

春(4月下旬〜5月)

小樽の桜は日本のほかの地域より遅く咲き、たいてい4月下旬〜5月上旬に見ごろを迎えます。手宮公園がいちばんの名所で、北海道固有のエゾヤマザクラを含む700本以上が植えられています。空気はまだ冷たく(5〜15度)、冬より人出は少なめで、街には落ち着いたゆったりとした空気が流れています。お祭りの混雑なしで見どころを楽しみたいなら、よい選択です。

夏(7月〜8月)

北海道は本州の日本人が暑さを逃れてやって来る場所で、それも納得です。夏の小樽は17〜24度で、うだるような湿気もありません。暖かい季節には運河クルーズが運航しています — 倉庫が並ぶ街並みを水上から眺められる40分のガイド付きボートツアーです。ウニやカニがいちばん新鮮な時期でもあります。国内旅行のピークシーズンなので、一年でいちばん観光客が多いと思っておきましょう。

秋(9月〜10月)

澄んだ空気と過ごしやすい気温(10〜20度)のおかげで、秋は散策にいちばん心地よい季節のひとつです。天狗山の木々は琥珀色や赤に染まり、ロープウェイから眺めるのが最高です。秋は北海道のタラバガニのシーズンの始まりでもあります。冬や夏より観光客が少なく、いちばん静かで快適に巡れる時期です。

混雑が気になるなら避けたい時期:ゴールデンウィーク(4月29日〜5月5日)お盆(8月10〜15日)は、国内の日本人旅行が同時にピークを迎える2つの時期です。ホテルはすぐに埋まり、堺町通りはとても混雑します。料金もはっきり上がります。ゴールデンウィークの前後の週なら、同じような春の景色をはるかに少ない人出で楽しめます。
小樽の雪あかりの路 — 2月の夜の暗がりに、遊歩道沿いに灯る雪灯篭
雪あかりの路(小樽雪あかりの路)— 入場無料、毎年2月7日から14日まで毎晩午後5時から9時に開催されます。
1日あたりの予算

小樽での1日はいくらかかる?

計画の目安となるおおよその金額 — 札幌との往復の交通費も含みます。

項目 節約 標準 ゆったり
宿泊(1人/1泊) ¥3,000〜5,000(ホステル/ゲストハウス) ¥7,000〜12,000(運河近くのホテル) ¥15,000〜(温泉旅館)
食事(3食) ¥2,000〜3,000(三角市場/地元の定食) ¥4,000〜7,000(寿司カウンター/海鮮丼) ¥10,000〜(おまかせ寿司/タラバガニ)
札幌との往復交通費 ¥1,500(電車またはバスの往復)、JRパスなら無料
入場料/アクティビティ ¥500〜800(博物館1か所、または北一硝子) ¥1,200〜2,000(天狗山ロープウェイ+博物館) ¥2,500〜(運河クルーズ+全観光スポット)
お土産/ショッピング ¥500〜1,500(ルタオのチーズケーキ/北海道のお菓子) ¥3,000〜6,000(手作りガラス工芸品) ¥10,000〜(大きなガラス作品/オーダーメイド)
1日の合計(宿泊費を除く) 約¥4,000〜6,500 約¥9,000〜16,000 ¥22,000〜
コスパのよい一品:堺町通りのLeTAO(ルタオ)パトスでは、ドゥーブルフロマージュのチーズケーキ(焼き上げた下層と冷たいムースの上層)を1切れ約¥617で売っています — 値段にも行列にも見合う一品です。予算を抑えてしっかり食べたいなら、三角市場が午前5時から開いていて、新鮮な海鮮丼を¥1,200〜2,000で出してくれます。観光客向けのレストランよりコスパも鮮度も上です。泊まりたい場合のホテルのおすすめは、小樽シティガイドをご覧ください。
持ち物

持ち物リストは季節で変わります

冬(12月〜3月)— 最重要

深い溝のあるソールで滑りにくく、防水のブーツ — これは本当に欠かせません。小樽の歩道は完全に凍りつき、適切な靴のない人は転んでしまいます。困ったときには滑り止めアタッチメント(¥300〜500)が地元で売られています。靴以外には、厚手の帽子と手袋、防風のアウターシェル、フリースのミドルレイヤー、吸湿性のあるベースレイヤー、そしてコンビニで買える使い捨てカイロを。気温はマイナス10度からマイナス1度です。

気温:マイナス10度〜マイナス1度 · 滑り止め:小樽で入手可 約¥300〜500
春/秋

防風のジャケットは必須 — 日中は快適でも、朝晩はまだ冷えます。滑りにくいソールの歩きやすい靴を(春は公園エリアがぬかるむことがあります)。北海道の天気は変わりやすいので、軽い雨具も。夜用に暖かいミドルレイヤーを1枚。春の気温は5〜15度、秋は10〜20度です。

気温:5〜20度、一日の中での寒暖差が大きい
夏(7月〜8月)

日中は軽くて通気性のよい服装を。夜用には薄手のジャケットや長袖を1枚 — 日没後は気温がはっきり下がります。日焼け止めも(北海道の紫外線は感じる以上に強いです)。歩きやすい靴を。北海道の夏は東京や京都よりかなり涼しく乾燥しているので、ほかの場所なら持っていくような本格的な暑さ対策グッズはここでは不要です。気温は17〜24度です。

気温:17〜24度 · 梅雨のような湿気なし
どの季節も — いつも持っていきたいもの

1日分には十分な現金(円)を(セブン-イレブンとゆうちょ銀行のATMは海外発行カードに対応)。Googleマップ(日本でも問題なく使えます)。電車やバスでのタッチ決済に使うICカード(SuicaまたはKitaca)。1日出かけるためのモバイルバッテリー。到着した瞬間からつながるよう、出発前に予約しておくeSIMやポケットWi-Fi。

eSIM:到着後すぐ接続できるよう、旅行前にオンラインで購入を
冬の旧手宮線 — 雪の中をまっすぐ伸びる線路と、その両側に立つ葉を落とした木々
旧手宮線跡 — 毎年2月の雪あかりの路の主要な3つの会場のひとつで、何百もの灯篭と雪の彫刻が並びます。
実用情報

言葉、お金、そして通信環境

言葉とコミュニケーション

小樽には海外からの観光客が多く訪れるため、駅や主要な観光スポット、堺町のほとんどの店の案内表示には英語があります。三角市場の小さな屋台には英語を話せるスタッフがいないこともありますが、Google翻訳のカメラ機能なら日本語のメニューや表示もきちんと読み取ってくれます。たいていの店の人は、身ぶりや翻訳アプリにも辛抱強く付き合ってくれます。

便利なアプリ:Googleマップ · Google翻訳(カメラ)· NAVITIME(JRやバスの時刻表)
お金と支払い

小さなカフェ、工芸工房、市場の屋台は現金のみのことがよくあります。堺町の大きな店ではVisa、Mastercard、タッチ決済が使えることもありますが、カード読み取り機が見当たらなければ現金前提で考えましょう。海外発行カードでいちばん安定して使えるATMはセブン-イレブンとゆうちょ銀行で、どちらも小樽駅の近くに店舗があります。ICカード(Suica/Kitaca)は電車やバスには使えますが、ほとんどの店では使えません。

通貨:日本円(¥)· おすすめATM:セブン-イレブン(駅の近く)· ゆうちょ銀行
よくある質問

FAQ · 小樽へ出かける前に

新千歳空港(CTS)から小樽へはどう行けばいいですか?
JR快速エアポートに乗りましょう。新千歳空港内の地下駅から発車し、乗り換えなしで小樽駅まで直通運転しています。所要時間は約1時間15分、料金は¥1,910。日中はおよそ15分間隔で運行していて、JRパスも使えます。小樽駅で降りれば、運河までは北へ徒歩10分です。
札幌から小樽へはどう行けばいいですか?
札幌駅からのJR快速エアポートなら、小樽まで30〜32分¥750で着きます。運行本数が多く、予約は不要です。この区間はJRパスでカバーされます。バスがよければ、高速おたる号が¥730で56〜68分かかりますが、JRパスは使えません。パスを持っているほとんどの人にとっては、電車が断然おすすめです。
小樽は全部歩いて回れますか?
はい、ほぼ全部歩いて回れます。運河、堺町通り、北一硝子、三角市場、出抜小路はどれも小樽駅から徒歩15〜30分以内です。主な例外は天狗山で、ロープウェイ乗り場まで行くには散策バス(1乗車¥220、1日乗車券¥750)かタクシーが必要です。冬は滑りにくい靴を履きましょう — 道が凍りつき、危険なこともあります。
小樽を訪れるベストシーズンはいつですか?
季節ごとに違った魅力があります。雪と灯篭の定番の体験を味わうなら、2月雪あかりの路(2月7〜14日・無料)がおすすめ — 何百もの雪灯篭と水に浮かぶキャンドルが、毎晩午後5時から9時まで運河や通りを照らします。桜なら、4月下旬〜5月上旬の手宮公園を。穏やかな気候と新鮮な海の幸を求めるなら、7月〜10月を。混雑を避けたいなら、ゴールデンウィーク(4月29日〜5月5日)は外しましょう。
冬の小樽には何を持っていけばいいですか?
絶対に欠かせないのは、深い溝で滑りにくく、防水性のある靴です。小樽の歩道は凍りつき、適切なソールがないと多くの人が滑ってしまいます。備えがない場合は、滑り止めのクリップ式アタッチメント(¥300〜500)が地元で売られています。それ以外には、暖かい帽子、厚手の手袋、防風のアウター、フリースのミドルレイヤー、そしてセブン-イレブンで買える使い捨てカイロを。1月と2月の気温はマイナス10度からマイナス1度なので、Tシャツの上に厚手のジャケットを羽織るだけでなく、しっかり重ね着をしましょう。