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🏮 小樽モデルプラン · 1〜2日 · 2026

小樽って実際
何日あればいいの?

朝は三角市場のとれたてウニ丼から、午後は堺町通りの手吹きガラスとオルゴール、そして63基のガス灯が一つひとつ灯っていく夕暮れの運河まで — 小樽をきちんと味わうためのプランをご紹介します。

小樽は何日必要?

1日でもOK。でも泊まると一気に本領発揮。

多くの人は札幌からの日帰りで小樽にやってきます — それはそれで全然アリです。電車は片道たった30分で¥750、主な見どころはすべて駅から歩いて行ける範囲にあり、早めに動けば運河、堺町通り、ルタオ、三角市場をまる1日で現実的にまわれます。

でも、あまり語られないことがひとつ。夕暮れの小樽は、昼間の小樽とはまるで別の街です。運河沿いの遊歩道に並ぶ63基のガス灯が17:00ごろに灯ると、赤レンガの倉庫が静かな水面に映り込み、日帰り客が札幌へ帰っていって人もまばらに — これこそ泊まる価値のある小樽の姿。そして一泊すれば、翌朝07:00、札幌からの始発が着く前の運河まで楽しめます。

下のプランは2パターン。主要スポットを全部おさえる詰め込み日帰りと、多くの人が素通りする場所も加えたゆったり2日間。小樽のすべてを見たいなら、小樽シティガイドもどうぞ。

1日目

小樽運河 + 堺町通り + ルタオ

海鮮市場の朝ごはん · 運河沿いの倉庫群 · ガラスとオルゴールの通り · 2層のフロマージュチーズケーキ · ガス灯がともる夕暮れの運河

01
1日目
運河 · 堺町通り · ルタオ · 夕暮れの運河
小樽の堺町通り — 明治時代の古い石造りの建物が両側に並び、ガラスやオルゴールのお店が点在
早朝 08:30〜10:30 · 約2時間
三角市場 — 海鮮の朝ごはん

小樽駅で電車を降りて北へ1分歩けば、もう三角市場です。名前は土地と屋根の三角形のかたちに由来します。中に入ると、幅の狭い200メートルの通路に沿って16のお店が並び、新鮮な魚やカニ、ホタテ、そして夜のうちに小樽港から運ばれてきたその日の水揚げを売っています。

市場内の6軒の食堂は07:00から営業し、海鮮丼を出します — ウニ、いくら、ホタテ、それにその朝とれたての旬のネタも。ウニをのせた丼はのせる量によって¥2,000〜3,500ほど。小樽は北海道のなかでもウニをしっかり食べられる手ごろな場所のひとつ — 近場でとれるので、輸送のための上乗せ価格がないんです。

アクセス:JR小樽駅 北口から北へ徒歩1分
営業時間:食堂は07:00から · 市場の店は07:00〜17:00(早めに閉まる店も)
海鮮丼:のせるネタによって¥1,500〜3,500
タイミングのコツ:09:30前に到着しましょう。10:00を過ぎると札幌からの日帰り客の第一波が押し寄せて、人気の海鮮食堂の行列があっという間に長くなります。
午前遅め 10:30〜12:00 · 約1.5時間
小樽運河 — 明治時代の倉庫群

三角市場から水辺に向かって10分歩くと小樽運河に着きます。1923年に造られた全長1.3キロのこの運河は、北海道でも有数のにぎやかな港町の物流を支える大動脈でした。両岸に並ぶ石造りの倉庫は — もともと米、酒、ニシンのために建てられたもので — いまはレストランやクラフトショップ、小さな歴史博物館に生まれ変わっています。

630メートルの運河遊歩道を、古い倉庫街に向かって東へ歩いてみましょう。10〜15メートルおきに立つガス灯のポールが朝の光を受けて、写真映えします。倉庫は手前に運河、背後に丘がそびえる構図がいちばんきれいに撮れます。夕暮れに戻ってくると雰囲気はがらりと変わります — だからこそ宿泊する人は有利なんです。

アクセス:JR小樽駅から北へ徒歩約10分
運河遊歩道:無料、24時間オープン
小樽運河館(運河プラザ/旧第一倉庫):¥300 · 09:30〜17:00(水曜定休)
午後 12:00〜16:00 · 約4時間
堺町通り — ガラス、オルゴール、そしてルタオ

運河から南へ坂を10分上ると堺町通りに出ます — かつて銀行や商社が軒を連ねていた明治時代の石造りの建物が900メートルにわたって続き、いまはガラスショップ、オルゴール工房、スイーツカフェ、クラフトギャラリーに生まれ変わっています。同じくらいの品質のクラフトガラスでも、ここは札幌よりかなり手ごろです。

北一硝子三号館(もとは1891年の漁業倉庫)は3フロア構成。1階は和風のガラス器、2階は洋風の作品、3階はホームアクセサリー。小さな品なら¥800ほどから。隣接する工房ではガラス吹きの実演を無料で見学でき、短い吹きガラス体験を予約すれば¥2,500〜4,000です。小樽オルゴール堂 本館(1906年の石造りの建物)は入場無料 — 何百種類ものオルゴールが展示され、オリジナルのオルゴール作り体験は¥1,500から楽しめます。

通りの中ほどにあるのがメルヘン交差点 — 小樽でいちばん写真に撮られる場所です。角に立つ蒸気時計(オルゴール)が15分おきに蒸気を吹き上げて鳴ります。その真向かいにあるのが、1998年から続くルタオ本店です。

ルタオのドゥーブルフロマージュこそ、みんなが並んで買うチーズケーキ。2層仕立てで — 下はクリーミーな北海道産マスカルポーネのベース、上はより軽やかなクリームチーズのムース — 地元の牧場の牛乳で作られています。店内なら1切れ¥540、12カットのホールケーキは¥1,800〜2,500。お茶を一杯添えてカウンターでできたてを味わうのが王道ですが、お持ち帰り用の箱入りケーキも冷蔵・冷凍の両タイプがそろっています。

アクセス:運河から南へ坂を上って徒歩約10分
堺町通りのお店:多くは09:15〜17:45(店により異なる)
北一硝子三号館:入場無料 · 09:00〜18:00(冬季17:00)
オルゴール堂:入場無料 · 体験¥1,500〜3,000 · 09:00〜18:00
ルタオ:ホールケーキ¥1,800〜2,500 · 1切れ約¥540 · 09:00〜18:00
ルタオをお土産に買うなら:冷蔵(冷凍ではない)タイプのチーズケーキは常温で2日もちます — その日の夜や翌日に食べるなら問題ありません。冷凍タイプは0°C以下を保つ必要があり、長距離フライトの帰り道では現実的ではありません。東南アジアへ帰る方は、買う前にラベルを確認しましょう。
夕方 17:00〜19:30
夕暮れの小樽運河 — ガス灯とディナー

17:00ごろに運河へ戻って、ただ待ってみましょう。遊歩道に並ぶ63基のガス灯が、陽が落ちるにつれて一つひとつ灯り、水面に温かいアンバー色の光を投げかけます。背景の明治時代の倉庫も、昼間のレンガ色からやわらかな色合いへと表情を変えます。これこそ、小樽旅行のあとにみんながSNSに上げる一枚 — もう一度坂を下りてくる価値が本当にあります。秋には、倉庫の背後の丘の木々がもう一段の彩りを添えてくれます。

ディナーには2つの選択肢がよく合います。ひとつは堺町通りのお寿司 — その朝に小樽港で水揚げされた魚を、目の前で板前さんが握ってくれる木のカウンターのお店で。おまかせセットで1人¥2,500〜4,000ほど。もうひとつは運河沿いの小樽ビール醸造所のレストラン — 倉庫を改装した店内で、北海道の海鮮グリルやラーメン、そして店内で醸造したビールが味わえます。にぎやかで予約不要、1人¥1,500〜2,500です。

ガス灯の点灯:季節により16:30〜17:00ごろ · 消灯は22:00ごろ
堺町通りのお寿司:1人¥2,500〜4,000 · 多くは21:00ごろまで営業
小樽ビール醸造所:1人¥1,500〜2,500 · 11:00〜22:00 · 運河沿い
2日目(オプション)

鰊御殿 + 手宮線跡地 + お寿司

築130年の商人の屋敷 · 歩いてたどれる北海道初の鉄道 · 行列いらずでゆっくり味わうお寿司ランチ — 日帰り客がほとんど見ない、もうひとつの小樽

02
2日目
鰊御殿 · 手宮線跡地 · お寿司 · お土産ショッピング
小樽の鰊御殿 — 港のそばに建つ大きく黒ずんだ木造建築、1897年築
午前 09:00〜12:00 · 約3時間
鰊御殿(にしんごてん)+ 手宮線跡地

徒歩か路線バスで西へ向かい、1897年築の鰊御殿へ。明治時代、港町として小樽が全盛だったころ、ニシン漁は北海道でもっとも価値のある産業で、漁船団を率いた裕福な網元たちはこうした邸宅を建てました。黒ずんだ木造の建物には、当時の家具や漁具、そして網を引くために日本各地からやってきた季節労働者の記録がそのまま残されています。小樽が実際に何の上に築かれた街なのか — 観光ではなく、たくましい商いの野心だったことが伝わってきます。

見学を終えたら、東へ戻って手宮線跡地へ。19世紀後半に港から石炭や物資を運ぶために開通した国鉄手宮線は、1985年に廃止されました。線路と木の枕木は、街を貫く草の生えた一帯にそのまま残されています。地元の人が犬の散歩をし、子どもたちがレールの上を駆け、そして2月の小樽雪あかりの路のときには、跡地の全長にわたって雪のキャンドルや氷のランタンが並びます — 北海道でもひそやかに心に残る冬の風景のひとつです。

鰊御殿:小樽駅から中央バス3番または4番系統で約15分(¥210)· 入館¥300 · 09:00〜17:00 · 11月〜4月は休館
手宮線跡地:小樽駅から西へ徒歩約8分 · 無料 · 通年オープン
冬に訪れるなら:鰊御殿は11月〜4月は休館ですが、手宮線跡地は一年中オープンしています。2月の雪あかりの路の期間は、跡地がほかのどの時期よりも趣たっぷり — 寒さのなか歩く価値ありです。
午後 12:00〜16:00 · 約4時間
お寿司ランチ + 堺町通り2周目 + お土産ショッピング

ランチは堺町通りへ戻りましょう。小樽がお寿司で名高いのは、この街が北海道の主要な港で、新鮮な魚が水揚げ場からほんの数時間しか離れていなかった時代にさかのぼります。通り沿いの木のカウンターのお寿司屋さんでは、その朝に小樽港へ届いた魚を出してくれます。サーモン、イカ、ウニ、ホタテ、それに空港の回転寿司のメニューでは見かけない旬のネタも。きちんとしたカウンターでのお昼のおまかせセットは1人¥2,500〜4,000。ランチ営業は多くの店で11:00〜15:00、行列も夜のピーク時より短めです。

午後をたっぷり使って時間に追われなければ、堺町通りの2周目は1周目とはまた違った楽しみ方ができます。買いたいものは昨日もう手に入れたはず — だから今日はゆっくり、小樽硝子工房の実演をじっくり眺めたり、歴史ある建物のカフェのテラス席でコーヒーと北海道プリンを味わったり。通りのクラフトショップでは、ガラスやオルゴール以外のお土産がほしい人向けに、北海道の乳製品や季節のお菓子、地酒なども売っています。

札幌行きの電車に乗る前に、もう一度ルタオに立ち寄って、ぎりぎりまで箱入りのお土産を — ドゥーブルフロマージュのオレンジ色の缶は、多くの人が持ち帰る定番です。旅がこのあと数日続いて、保冷できるくらい寒い場所へ行くなら、冷凍ケーキも選べます。

堺町通りのお寿司ランチ:1人¥2,500〜4,000 · ランチ営業11:00〜15:00
札幌行きの電車:約15分おき · 快速で約30分 · ¥750
2日間のいいとこ取り:一泊したなら、早起きして2日目のアクティビティに向かう前に07:00までに運河へ歩いてみましょう。札幌からの始発が着く(10:00ごろ)前の運河は、ほかのどの時間よりも静か — 朝の心地よい光のなか、遊歩道をほぼ独り占めできます。
🕯️
2月に訪れるなら?
小樽雪あかりの路 — 何百もの雪のキャンドルが運河と手宮線跡地を10夜にわたって照らします
お祭りの詳細を見る →
実用情報

行き方 · 宿泊 · 予算

🚆
小樽への行き方

札幌駅からJR函館本線の快速(快速エアポート/快速いしかりライナーなど)で小樽まで約30分、片道¥750。電車は3〜5番線からおよそ15分おき、だいたい06:00〜23:00の運行です。JRパスが利用可能 — 予約不要。直通で乗り換えなしです。

🚶
小樽での移動

すべて駅から歩いて行けます。三角市場1分、運河10分、堺町通り15分、手宮線跡地8分。もっと広い範囲は中央バスが1回¥210でカバーします。鰊御殿はバス3番または4番系統が必要(約15分)。たくさん買い物したときは駅近くでタクシーも利用できます。

🏨
宿泊する

小樽のホテルは駅から徒歩10分以内に集まっていて、1泊¥7,000〜20,000ほど。天然温泉のお風呂がある宿もあります。一泊すれば夜明けの運河が楽しめます — 札幌からの日帰り客が10:00ごろに到着する前 — 追加の費用を払う価値が本当にあります。候補は小樽シティガイドでご覧ください。

予算の内訳

おおよその費用 1人1日あたり

項目 節約 ミドルレンジ ゆったり
札幌 ↔ 小樽 電車(往復) ¥1,500
(約USD 10)
¥1,500
(約USD 10)
¥0
(JRパス)
食事 2〜3回 ¥1,500–2,000
(ラーメン+シンプルな丼)
¥3,000–5,000
(海鮮丼+お寿司)
¥6,000–10,000+
(おまかせ+ルタオ店内)
ルタオのチーズケーキ&スイーツ ¥540
(1切れ)
¥1,800–2,500
(ホールケーキ+コーヒー)
¥3,000–5,000
(ギフトセット詰め合わせ)
お土産(ガラス/オルゴール) ¥500–1,500
(小さな品)
¥2,000–5,000
(上質なガラス 1〜2点)
¥8,000–20,000+
(体験+こだわりの一点)
宿泊費 ¥5,000–8,000 ¥10,000–18,000 ¥20,000–40,000+
日帰り合計(宿泊なし) ¥4,000–6,000
(約USD 27〜40)
¥8,000–14,000
(約USD 55〜95)
¥15,000–35,000+
(約USD 100〜240+)

為替レートの参考:¥1 ≈ USD 0.0067 · 価格はおおよそで、季節により変動することがあります

よくある質問

FAQ · 小樽モデルプラン

小樽は1日で十分まわれますか?
まる1日あれば主要な見どころはぜんぶカバーできます — 小樽運河、ガラスとオルゴールが並ぶ堺町通り、ルタオのチーズケーキ、三角市場、そしてガス灯がともる夕暮れの運河まで。ポイントは札幌を早めに出ること(09:00前に小樽到着を目指しましょう)。2日かければかなりゆったり過ごせて、鰊御殿、手宮線跡地、座って味わうお寿司ランチも加えられます。詳しくは小樽シティガイドをどうぞ。
札幌から小樽まで電車でどのくらいかかりますか?
JR函館本線の快速電車で約30分、片道¥750です。普通電車だと約40分で、料金は同じ。札幌駅の3〜5番線からだいたい15分おきに発車しています。JRパスはどちらの電車にも使えて、予約は不要 — そのまま乗り込めばOKです。
小樽を訪れるベストシーズンはいつですか?
とくに2月がおすすめなのは「小樽雪あかりの路」があるから — 何百もの雪のキャンドルやランタンが運河と手宮線跡地に並び、10日間にわたって毎晩17:00〜21:00に灯されます。春(4〜5月)と秋(10月)はさんぽにちょうどいい気候。夏(7〜8月)は25〜28°Cと暖かく、札幌の冬はちょっと寒すぎるという方にも過ごしやすい時期です。
「小樽雪あかりの路」とはどんなお祭りですか?
「小樽雪あかりの路」は毎年2月に約10日間開かれる、小樽の冬の灯りのお祭りです。雪のランタンやキャンドルが17:00〜21:00に灯され、メイン会場は小樽運河、手宮線跡地、朝里川温泉郷の3か所。2026年は2月7〜14日に開催されました。さっぽろ雪まつりと時期が重なることが多く、1回の北海道旅行で両方をまわりやすいのも便利です。
札幌から小樽への日帰り旅行はいくらくらいかかりますか?
一般的なミドルレンジの日帰りで1人あたり約¥8,000〜14,000(約USD 55〜95)。内訳は札幌〜小樽の往復電車¥1,500、三角市場の海鮮丼¥1,500〜3,000、ルタオのチーズケーキ¥1,800〜2,500、お寿司ランチ¥2,500〜4,000、それにお好みでガラスやオルゴールのお土産など。運河沿いや堺町通りはほとんど無料で歩けます。宿泊を加える場合は、ホテルによって¥7,000〜20,000ほど追加になります。