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♨️ 別府の観光スポット · 2026

別府は、ただの温泉地じゃありません
7つの地獄、黒い砂湯、野生のサル — 足元で地球が煮えたぎる街

排水溝から、舗道の隙間から、何百軒もの屋根から、あちこちで湯けむりが立ちのぼります。別府が見せてくれるのは、ただのリラックスだけじゃありません。じっとしていられない地球の、ありのままの姿なんです。

訪れる理由

大地そのものが、見どころになっている街

多くの人は、温泉に浸かって帰るつもりで別府にやって来ます。でも予想していないのが、九州の山あいにカリブ海を移してきたようなコバルトブルーの池や、1,300年以上ものあいだ静かにぐつぐつ煮えている血のように赤い池、まるで剃りたてのお坊さんの頭そっくりに泥がぼこぼこ吹き上がる斜面なんです。どれも人工的に造ったものではなく、すべてただそこにあるもの。別府は、世界規模で見ればイエローストーンを除けば日本のどこよりも多くの温泉を湧き出させています。2,800を超える源泉から、1日あたり約13万キロリットルもの湯量です。

そんな別府を正直にお伝えする6つの外せない体験をまとめました。それぞれが実際どんな感じなのか、いくらかかるのか、回るベストな順番、そして机上で考えたのではなく実際に試した1日・2日のルートまでご紹介します。

人気の見どころ

別府で時間を割く価値がある6つの体験

旅を終えたあとに一番話題にのぼるもの順に並べています

別府の海地獄 — 白い湯けむりが立ちのぼるコバルトブルーの温泉、赤い橋、青々とした木々 1
地獄めぐり — 7つの地獄を巡る旅 (地獄めぐり)
別府の外せない目玉 · 入るのではなく「眺める」湯けむり立ちのぼる7つの池

みんなが最初に聞くのが、なぜ「地獄」なの?という疑問。答えは、湯温が90〜99℃もあって、とても人が入れるものではないから。その代わりに見られるのは、もっと貴重なもの — まるで地球が自慢げに見せつけてくるような、天然の色をした7つの温泉池をめぐるコースです。海地獄:会話が止まるほど鮮やかな、コバルトブルーの温泉。血の池地獄:酸化鉄による深い赤色で、1,300年前の文献にも記録されています。白池地獄:乳白色で不透明、なぜか中で熱帯魚が生きています。かまど地獄:鬼の像が立つ鬼づくしのテーマで、お肌にいい蒸気の体験も。鬼石坊主地獄:灰色の泥が巨大な坊主頭のようにぼこぼこ吹き上がっては弾けます。鬼山地獄:地熱の温かさのなかでワニが暮らしています。龍巻地獄:30〜40分おきにきっちり噴き上がる間欠泉です。

共通券:大人¥2,200 · 子ども¥1,000(7つすべてに対応。個別に買うより割安)
営業時間:8:00〜17:00 · 2つのエリアを回るなら半日みておきましょう
エリア:鉄輪(5つの地獄)+ 柴石(2つの地獄)· 約3km離れている · 亀の井バス¥220
回り方のコツ:午前中に鉄輪からスタート — 池と池のあいだの屋台で売っている蒸したとうもろこしや卵(¥100〜200)をつまみましょう。お昼のあと南の柴石へバスで移動し、龍巻地獄には間欠泉の時間に合わせて到着を。共通券は最初に入る地獄で買えばOKです。
別府の血の池地獄 — 湯けむりが立ちのぼる血のように深く赤い温泉、1,300年の歴史を持つ地獄泉 1b
血の池地獄 (血の池地獄)
日本最古の天然地獄 · 水酸化鉄の粘土による血のような赤色

7つのなかでも、血の池地獄は一番しつこく記憶に残る場所です。この赤色は、地中深くから押し上げられた水酸化鉄と赤い粘土によるもの。同じ色が1,300年以上ここにあり続けていて、8世紀の仏教の文献には、本物の地獄界が現れたものとして記録されています。柴石エリアにあり、龍巻地獄(間欠泉)と隣り合わせ。スタッフが看板で知らせてくれる噴き上がりの時間に合わせて訪れれば、1時間もかからずに両方見られます。ここでは、1879年からこのミネラル豊富な粘土で作られている赤い「血ノ池軟膏」というお肌用の塗り薬も売っています。

エリア:柴石 — 龍巻地獄(間欠泉)とセット
バス:鉄輪から亀の井バスで約15分 · ¥220
おみやげ:血の池ソフトクリーム(赤)¥350 · ミネラルスキンクリーム¥380〜
別府の湯けむり — 夜明けに街中の屋根から立ちのぼる白い温泉の湯気、鉄輪地区の展望スポット 2
湯けむり — 湯気の風景 (湯けむり)
残したい日本の音風景100選のひとつ · 無料

これは多くの人が予定に入れていないのに、一番長く心に残る景色です。湯けむり — まさに「温泉の湯気」のこと — は、鉄輪地区一帯で何百もの屋根、排水溝、壁の隙間、むき出しの地面から、いっせいに白い霧が立ちのぼるパノラマです。街が目覚める前の寒い朝には、まるで町全体が夢を見ているかのよう。日本の環境省は、これを「残したい日本の音風景100選」のひとつに選びました。鉄輪地区には、屋根並みごしにこの景色をぴったり切り取ってくれる高台の展望台があります。そこに立つのは無料です。

ベストタイム:8:00前 · 10月〜3月が一番湯気が濃い(冷たい空気との対比で)
展望スポット:鉄輪地区、鉄輪むし湯のそば — 複数の展望ポイントあり
無料:入場料なし
別府の竹瓦温泉 — 明治後期の木造浴場、伝統的な日本建築、別府の砂湯の本拠地 3
竹瓦温泉の砂蒸し風呂 (砂湯)
天然の熱を帯びた黒い砂に埋もれる · 明治時代の木造浴場

話だけ聞くと変わって聞こえますが、やってみるとクセになります。用意された浴衣に着替え、屋内の砂場に横になると、スタッフが約50〜55℃に保たれた、地熱で自然に温まった黒い砂を首からつま先までかけてくれます。砂の重みがほどよく体を押さえ、熱がじんわり中まで届きます。10〜15分のあと、隣の温泉で砂を流します。マッサージと温泉と、すごく温かい砂浜にやさしく埋もれる感覚のちょうど間くらい。竹瓦温泉は建物そのものも一見の価値あり — 木の天井、きしむ床板、ほぼ100年変わっていない明治後期の造りです。

料金:1名¥1,500(浴衣込み・あとで温泉にも入れます)
場所:竹瓦温泉、別府中心部 · 営業時間:8:00〜22:30(水曜定休)
JR別府駅から:徒歩10〜12分
準備:金属のアクセサリーは砂の中で熱くなるので、入る前に外しておきましょう。長い髪は結んでおくのがおすすめ。タオルは¥100〜200でレンタルできます。
別府の鶴見岳ロープウェイ — 別府湾のパノラマを望む標高1,375mの山頂へ、森の山を登るゴンドラ 4
鶴見岳ロープウェイ (鶴見岳ロープウェイ)
10分で標高1,375mの山頂へ · 別府湾と伊予灘を360°見渡せる

このロープウェイは、乗ること自体が体験です。10分の登りのあいだに、眼下の街のあちこちから立ちのぼる湯けむり、水平線まで広がる別府湾、そして晴れた日には伊予灘の向こうに四国の遠いシルエットまで見えます。標高1,375mの山頂には、小さな神社、休憩所、展望テラスがあります。春(4月〜5月)には上の斜面がミヤマキリシマで覆われ、秋(10月〜11月)には紅葉で山がオレンジ色に染まります。天気が崩れると — これがけっこうあるんです — ロープウェイは運休するので、出かける前に状況を確認しておきましょう。

チケット:往復¥1,800 · 片道¥950 · 子ども¥900/¥480
営業時間:9:00〜17:00 · 強風時は運休することがあります
JR別府駅から:亀の井バス34番、約25分
事前予約:Klookでロープウェイのセット券や前売り券を扱っています — Klookで鶴見岳ロープウェイのチケットを見る →
別府の高崎山自然動物園 — 別府と大分のあいだの森の山にいる野生のニホンザルの群れ 5
高崎山自然動物園 (高崎山自然動物園)
約1,000匹の野生のニホンザル · 家族連れにぴったり · 別府と大分のあいだ

ここは動物園ではありません。高崎山は、およそ1,000匹の野生のニホンザル(スノーモンキー)が自由に暮らし、登山道のふもと近くのえさ場まで下りてくる、森に覆われた山です。木立のあいだを歩いて入っていくと — 檻もガラスもなく — サルたちがただそこにいます。年老いたオスが岩の上に座り、母ザルが小さな赤ちゃんを背中におんぶし、3匹の子ザルが腰の高さで追いかけっこしながら道を横切っていきます。スタッフが決まった時間に群れにえさをやるので、サルたちが集団で下りてきて、混む朝には一度に100匹以上見られることも。子ども連れには特におすすめ — 近くで見られて、自然のままで、本当に何が起こるか分からない面白さがあります。

チケット:大人¥520 · 子ども¥260 · 営業時間:8:30〜17:00
場所:別府と大分市のあいだ — JR別府駅からバスで約30分
注意:サルにえさをやらないこと · 持ち物はしっかり身につける · カメラやバッグは注意を引くことがあります
1957年築のレトロなランドマーク別府タワー、背後に別府湾 — 展望階から望む街の湯けむりと海の景色 6
別府タワー + 別府湾 (別府タワー)
アジアで現存する最古のタワー · 1957年築 · 夕暮れの街と海のパノラマ

別府タワーは、東京タワーを手がけたのと同じ建築家によって1957年に建てられ、この種のタワーとしてはアジアで現存する最古のものです。今の基準では高くありませんが、展望階からの眺めは、ロープウェイでは捉えられないものを見せてくれます — 湯けむりが立ち、低層で、霧に半分隠れた街と、その背後に広がる湾との関係です。夕暮れには海が銀灰色に変わり、もやの向こうに街の灯りがともります。タワーは別府のメイン商店街のど真ん中にあるので、夕方の散歩やディナーと組み合わせるのに、特別なプランニングはまったく要りません。

チケット:大人¥200 · 子ども¥100 · 営業時間:9:00〜22:00
JR別府駅から:駅前通りを徒歩7〜8分
ベストタイム:17:00以降 — 街の灯り、湾に映る光、暗い空に浮かぶ湯けむり
別府のかまど地獄 — 鬼の像、赤くぼこぼこ煮える泥、湯けむりの鬼づくしの地獄 — 鉄輪の地獄エリアのひとつ 1c
かまど地獄 & 白池地獄 — 鬼の釜と白い池
見落とされがち · 鉄輪でもっとも個性的な2つの地獄

観光客がつい急ぎ足で通り過ぎてしまう鉄輪の2つの地獄は、ゆっくり時間をかける価値があります。かまど地獄は、仏教の地獄の厨房をテーマに造られていて — 門には大きな赤い鬼の像が立ち、温度の違う小さな池が6つほどあり、やさしく噴き出す蒸気に顔をかざしてお肌を整えられる蒸気のブースもあります(約45〜50℃で、ちゃんと我慢できる熱さです)。白池地獄はほかより静かな雰囲気。シリカとカルシウムで色づいた淡い乳白色の水で、ほかの池より浅く、そして驚くことに、温かくミネラル豊富な水のなかで生きる熱帯魚のすみかになっています。どちらも鉄輪エリア内にあり、海地獄から歩いて行けます。

エリア:鉄輪 — 海地獄からも、互いの間も歩いて行ける
チケット:¥2,200の共通券に含まれます
コツ:かまど地獄では蒸気の体験のために35〜45分みておきましょう
ルートプラン

1日でも2日でも — 別府を最大限に楽しむには

別府の見どころはコンパクトにまとまっているので1日でも十分。2日あればゆったり楽しめます

1日ルート — ハイライトを全部
8:00スタート · 17:00ごろ終了

8:00〜8:30 鉄輪で湯けむりの朝の眺め(街が目覚める前が一番湯気が濃い)· 8:30〜12:30 地獄めぐり鉄輪エリア — 海/かまど/白池/鬼石坊主/鬼山(最初のゲートで共通券を購入、道すがら蒸し料理をつまみつつ)· 12:30〜13:30 鉄輪でお昼(地元の食堂は¥1,000〜1,500から)· 13:30〜15:00 亀の井バスで柴石へ → 血の池地獄 + 龍巻間欠泉 · 15:30〜16:30 別府中心部に戻って竹瓦温泉の砂湯(混む週末は事前予約を)

予算:1名¥5,000〜6,000(地獄 + 砂湯 + バス + 食事)· 1日券:亀の井1日バス乗車券¥1,100 — 1回ずつ払うより節約に
2日ルート — ロープウェイとサルをプラス
2日目は緑の山へ

1日目:上の1日ルートをそのまま。夜:公衆温泉に浸かり(公衆温泉は¥100〜200から)、駅前の商店街を散策 · 2日目午前:高崎山自然動物園(8:30開園 — 朝はサルが大きな群れで集まります)· 2日目午後:鶴見岳ロープウェイ(まず天気を確認)— 10分で標高1,375mへ · 2日目夜:夕暮れの別府タワー + 港近くで海鮮ディナー

予算:2日間で1名¥8,000〜10,000(宿泊費を除く)· 鉄輪に泊まる:暗い空に湯けむりが一番映える夜に、地獄まで歩いてみましょう
別府への行き方
飛行機・電車・バス

大分空港(OIT)から:エアポートライナーバスでJR別府まで直通約45分、¥1,500 · 福岡から:特急ソニックで約2時間、¥4,000〜5,000(JRパス利用可)· 大分市から:JR九州の普通列車で15分、¥200 · 別府市内:亀の井バスがすべての見どころをカバー。1日丸ごと回るなら1日券¥1,100がお得です

JRパス:福岡からの特急ソニックで利用可 — 九州の複数都市を回るならお得です · 新幹線:直通の新幹線はなし。小倉か博多で乗り換えを
別府 + 温泉(全体像)
温泉ガイドへ

別府には2,000を超える源泉があり、まとめて「別府八湯」と呼ばれる8つの個性豊かな温泉郷に分かれています。地区ごとに泉質も湯の色も雰囲気も違い — 竹瓦の砂湯から、鉄輪の地獄蒸し、硫黄で黄色く濁った湯がある明礬の山あいの旅館まで、さまざまです。各地区の詳しいガイドはこちら — 別府温泉ガイド →

公衆温泉:1回¥100〜200 · 旅館の温泉:個室つきで¥1,000〜3,000 · おすすめ地区:雰囲気重視なら鉄輪、露天の岩風呂なら明礬
よくある質問

出かける前の疑問

地獄めぐりの共通券はいくらで、その価値はありますか?
7つの地獄すべてに入れる共通券は大人¥2,200、子ども¥1,000です。1か所ずつ¥400〜450で買うと割高になるので、7つすべてを見るつもりなら共通券のほうがお得です。多くの人が「十分に行く価値がある」と言っていて、特に海地獄のありえないほどの青さと、血の池地獄の血のように赤い池は、日本のどこにもない景色です。
地獄の池に入って入浴できますか?
いいえ。湯温は90〜99℃で、卵やとうもろこしを茹でられるほどの熱さです(どちらも現地で販売されています)。7つの地獄はすべて、入浴する場所ではなく、あくまで眺めるための見どころです。本格的に浸かりたいなら、別府には¥100〜200から入れる安い公衆浴場を含め2,000を超える温泉があります — 詳しくはこちら 別府温泉ガイド →
砂蒸し風呂はどんな仕組みで、何を持っていけばいいですか?
スタッフが浴衣を用意してくれるので、それを着て砂場に横になります。すると、地熱で自然に温められた約50〜55℃の黒い砂を、首からつま先までかけてくれます。砂に埋もれた状態で約10〜15分。砂の重みでほどよく圧がかかり、熱が筋肉までじんわり染み込んでいきます。料金は約¥1,500で、浴衣込み、そのあと普通の温泉にも入れます。金属のアクセサリーは砂の中で熱くなるので、入る前に外しておきましょう。
湯けむりを見るのに一番いい時間帯は?
8時前の早い時間、特に肌寒い季節(10月〜3月)が一番迫力のある景色になります。冷たい空気と地熱の蒸気との温度差で、白い湯けむりが夏よりずっと高くまでもくもく立ちのぼるんです。鉄輪むし湯近くの鉄輪地区の展望スポットが、いちばん写真に撮られる絶好のポジション。湯けむりはいつでも無料で見られます。
鉄輪と柴石、2つの地獄エリアはどのくらい離れていて、どう移動すればいいですか?
2つのエリアは約3km離れていて、歩いて回るには少し遠いです。亀の井バスが定期的に結んでいて(約15分・¥220)、タクシーならおおよそ¥800〜1,000。鉄輪には7つのうち5つの地獄(海・白池・かまど・鬼石坊主・鬼山)があり、柴石には2つ(血の池・龍巻)があります。おすすめの回り方は、午前中に鉄輪を見て、そのあたりでお昼を食べ、午後に柴石へバスで移動するルート。龍巻地獄には間欠泉の噴き上がり(30〜40分おき)に合わせて到着すると◎です。
Klook · 別府ツアー

地獄めぐりコンボ、鶴見岳ロープウェイ、別府日帰りツアー — 行列なしでスムーズに

7つの地獄すべてに入れる地獄めぐりコンボ券、鶴見岳ロープウェイのパス、福岡発の日帰りツアー — Klookで事前に予約しておけば、入場の手配を済ませた状態で到着できます。

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