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🗺️ 仙台旅行プラン · 1〜2日 · 2026

仙台には
何日あればいい?

初日の朝は、杉木立の奥にたたずむ金漆塗りの霊廟から。そして17世紀の俳人が言葉を失ったほど美しい湾へ——このプランが、どこへ行き、どう移動し、いくらかかるのかを、はっきり教えてくれます。

仙台に何日かけるか

1日でも楽しめます。でも、後悔しないのは2日のプラン。

想像してみてください。るーぷるバスを降りると、そこは高い杉の木立。石畳の道を上っていくと、ふいに目に飛び込んでくるのが瑞鳳殿です。1601年、何もないところから仙台を築いた独眼竜・伊達政宗が眠る場所。黒漆と打ち出しの金、梁という梁に彫られた龍と鶴——思わず足を止めて見入ってしまう、まさにそんな職人技です。訪れた人はみんな同じことを言います。「こんなに美しいとは思わなかった」と。

仙台は東京と北海道を結ぶ東北新幹線の途中にあり、そのまま通り過ぎてしまう旅行者が本当に多いんです。気持ちはわかります。でもそれはつまり、本物の侍の歴史、炭火焼き牛タンで日本中に名を知られた飲食店街、そして松島湾への玄関口を見逃しているということ。松島は宮島や天橋立と並ぶ、日本三景のひとつなんですよ。

下のプランは、はっきりした2日間を軸に組み立てています。1日目は市内に滞在して伊達政宗の足跡をたどり、2日目は松島まで40分のラクな小旅行へ——評判に違わない、本当に美しい湾です。仙台の見どころはすべて仙台シティガイドでチェックできます。

1日目

伊達政宗の足跡をたどる — 霊廟、城、そして牛タン

朝は杉木立の中で · 昼は高台の城跡からの眺め · 午後は並木の定禅寺通り · 夜は炭火焼きの牛タン——仙台のイメージがガラッと変わる1日

01
1日目
瑞鳳殿 · 青葉城 · 定禅寺通り · 牛タン
仙台・瑞鳳殿——高い杉の木々に囲まれた、金漆塗りの黒漆造り、江戸時代の霊廟建築
午前 · 09:00〜12:00 · 約3時間
瑞鳳殿 — 金色に輝く伊達政宗の眠る霊廟

9:00ごろに仙台駅を出発し、駅前の15番バス停から観光バス「るーぷる仙台」に乗りましょう。20分おきに出ています。「瑞鳳殿前」のバス停まで乗り(約15分)、そこから高い杉に囲まれた石畳の道を5分ほど上っていきます。

瑞鳳殿は、1601年に仙台を開いた独眼竜・伊達政宗の霊廟です。本殿は桃山様式の職人技の傑作。黒漆塗りの外観に金箔をあしらい、鶴や亀、花のモチーフが全面に彫られ、彩色されています。創建時の建物は第二次世界大戦の空襲で焼失しましたが、現在の建物は史料をもとに1979年に忠実に再建されたものです。すぐ隣には政宗の子と孫を祀る小さな霊廟が2つ。3つすべてを歩けば、気づけばあっという間に充実の80分が過ぎているはずです。

バス:仙台駅15番バス停発「るーぷる仙台」· 20分おき、9:00〜16:00 · 約15分
るーぷる1日乗車券:大人¥630 / 子ども¥320(駅の案内カウンターか車内で購入)
瑞鳳殿入館料:大人¥570 / 学生¥210
開館時間:9:00〜16:30(2月中旬はメンテナンスのため休館)
乗車券のコツ:¥630のるーぷる1日乗車券は、3か所目から元が取れます。しかも瑞鳳殿やほかのいくつかの施設で入館割引も付いてくるんです。最初のバスに乗る前に買っておくのがおすすめ。
昼前 · 12:00〜14:30 · 約2.5時間
青葉城跡 — 高台から市街地を見渡す眺め

瑞鳳殿から次のるーぷるの停留所は「仙台市博物館・青葉城址」(約7分)。坂道を上って青葉城跡へ向かいます。城そのものは明治時代に取り壊されましたが、巨大な石垣は今も残り、崖のふちの展望スポットからは、仙台の街と眼下に広がる広瀬川の谷をさえぎるもののないパノラマで見渡せます。

ここで誰もが撮るのが、伊達政宗の騎馬像。鎧をまとった等身大の像で、兜の三日月の前立てが街並みを背にくっきりと浮かび上がります。晴れた日には、川の流れを遠くの山々までたどることができますよ。敷地を歩いて写真を撮るのに45分ほどみておきましょう。眺めを楽しみながら食べたいなら、高台にあるいくつかのお店で牛タンランチのセットが¥900〜1,500で味わえます。

バス:瑞鳳殿前からるーぷる、次の停留所まで約7分
城跡:入場無料 · 青葉城資料展示館¥700(任意。城の歴史がわかります)
高台でのランチ:¥900〜1,500 · または坂を下りて市街地で食べるのも
午後 · 14:30〜17:30 · 約3時間
大崎八幡宮 + 定禅寺通り

ふたたびるーぷるに乗って、大崎八幡宮へ。これも伊達政宗が建立を命じたもので、1607年に建てられ、国宝に指定されています。建築様式は権現造り(神仏が融合したスタイル)で、杉木立を背に黒漆と金で仕上げられています。市街地の神社ではなかなか味わえない、静かでゆったりとした空気が流れています。30分ほどみておいて、それからバスか地下鉄東西線で市街地へ戻りましょう。

夕方は定禅寺通りで過ごしましょう。中央分離帯に大きなケヤキが連なり、緑のトンネルをつくる広い並木道です。午後の光が葉の間からやわらかく差し込み、街のほかの場所とは違うゆったりとした時間が流れています。8月にはここに仙台でいちばん大きな七夕飾りが並びます。春は鮮やかな緑、秋には深い金色に。1キロをぜんぶ歩いて、ウィンドウショッピングをしたり、コーヒーで一息ついたり。夕食の時間まで、のんびり過ごしてください。

バス/地下鉄:るーぷる、または東西線で川内駅、そこから神社まで徒歩5分
大崎八幡宮:参拝無料 · 終日開放
定禅寺通り:自由に散策可 · 店舗はおおむね11:00〜21:00
夜 · 18:00〜20:00
牛タン — 仙台でいちばん有名なごちそう

仙台の夕食といえば、やっぱり牛タン。日本のどこよりも厚く切った牛の舌に塩をふり、ふちが香ばしく焦げて、中はやわらかいままになるまで炭火で焼き上げます。定番のセットには麦飯、東北風の漬物、澄んだテールスープが付いてきます。1970年代にここで生まれて以来、ほとんど変わらない組み合わせなんですよ。

牛タンのお店は仙台駅周辺、とくに一番町のアーケードや、駅の東側の駅前中央エリアに集まっています。よく名前があがるのが2軒。喜助(1975年創業、牛タンの名を全国に広めたお店として知られ、駅近くに複数店舗)と牛たん料理 閣(1988年創業、東口からすぐ)です。どちらを選んでも間違いなし。差はほんのわずかです。アーケードを歩いて、いちばん長い行列を探すのもいい手ですよ——地元の人は知っていますからね。

料金:フルセットでひとり¥1,500〜2,500(タン、麦飯、漬物、テールスープ)
場所:仙台駅東口や一番町アーケード周辺、駅から徒歩5〜10分
覚えておきたいこと:人気の牛タン店は、週末の夜には行列ができることもしばしば。18:00前に着けばだいたい待ち時間は短くなりますし、オンライン予約を受け付けているお店もあります。
2日目(オプション)

松島 — 日本三景のひとつ

電車で40分 · 50分の島めぐり遊覧船 · 800年の歴史をもつ国宝の寺 · 新鮮なカキと海鮮ランチ——寄り道する時間がぜんぶ報われます

02
2日目
松島湾 — 遊覧船、瑞巌寺、海鮮
夕暮れの松島湾——穏やかな水面に点在する松に覆われた小島、錨を下ろして停泊する遊覧船
午前 · 08:30〜11:30 · 移動+遊覧船
JRで松島へ + 島めぐり遊覧船

8:30ごろに仙台駅を出発し、地下ホームからJR仙石線に乗って松島海岸駅へ。所要約40分、片道¥420です。同じ日にるーぷるバスと組み合わせるなら、仙台エリアパス(¥1,420、外国人旅行者専用)がJR電車とるーぷるの両方をカバーしてくれます。仙台駅構内のJRきっぷ売り場で購入できますよ。

駅から乗り場までは徒歩5分。島めぐり観光船に乗りましょう。定番の50分コースで、松に覆われたおよそ260の島々をぐるりとめぐります。松島は少なくとも江戸時代から、日本でいちばん美しい景色のひとつとされてきました。俳人・松尾芭蕉は1689年にここを訪れ、その景色に言葉を失ったと記しています。その眺めは、今もほとんど変わっていません。遊覧船は9:00から15:00まで、おおむね1時間おきに出ています。

電車:JR仙石線 仙台駅(地下ホーム)→ 松島海岸 約40分 · ¥420
遊覧船チケット:大人¥1,500 / 子ども¥750 · 乗り場で購入、各種パスには含まれません
仙台エリアパス:1日¥1,420 · 外国人旅行者専用 · JR仙台駅きっぷ売り場で販売
メモ:遊覧船のチケットは乗り場で別途購入します。仙台エリアパスやJRパスには含まれていません。チケット売り場は海沿いにわかりやすく案内表示が出ています。
昼前〜昼 · 11:30〜14:00 · 約2.5時間
瑞巌寺 + 五大堂 + 海鮮ランチ

遊覧船が乗り場に戻ったら、瑞巌寺へ歩いて向かいます。1609年に伊達政宗が建立を命じた臨済宗の禅寺で、日本の国宝に指定されています。本堂の内部は金箔の障壁画で覆われ、鳥や花、風景を鮮やかな色で描いた精緻な彫刻の欄間が飾られています。参道の途中には、何世紀にもわたって僧侶たちが瞑想に使った岩窟が並んでいます。寺の建物よりも古い、静かで苔むしたほら穴です。45〜60分ほどみておきましょう。

瑞巌寺から歩いて5分、五大堂へ。小さな岩の島に立つ朱塗りのお堂で、2本の短い木の橋で陸とつながっています。お堂そのものは素朴なつくり(内部の開帳は33年に一度だけ)ですが、橋の上から湾を眺め、松に覆われた島々を振り返るその景色は、東北でもっとも写真に撮られる眺めのひとつです。それから海沿いの海鮮料理店に席をとってランチを。松島のカキは、この穏やかな入り江で養殖された日本屈指の味。焼いても生でも、湾から獲れたての新鮮なものが味わえます。

瑞巌寺:大人¥700 / 子ども¥400 · 8:00〜17:00(時期により変動)
五大堂:拝観無料 · 瑞巌寺から徒歩5分
海鮮ランチ:ひとり¥1,500〜3,000 · 海沿いの店は昼前から営業
午後 · 14:00〜16:30
散策 + おみやげ + 仙台へ戻る

ランチのあとは、自分のペースで湾沿いを歩いてみましょう。おみやげ屋さんにはかまぼこ(笹の葉の形に成形した魚のすり身のかまぼこ)や地元のお菓子、小さな漆器が並んでいます。午後の水面の光は昼間よりやわらかく、五大堂の橋の上や、雄島へと続く短い遊歩道から撮るのがとくにおすすめです。

16:00〜16:30ごろの電車で仙台へ戻れば、17:00〜17:30には仙台駅に到着。仙台朝市エリアでの買い物や、まだお腹に余裕があれば早めの2回目の牛タンディナーを楽しむ時間も残ります。

帰りの電車:JR仙石線 松島海岸 → 仙台 約40分
おみやげ:かまぼこ¥400〜 · 海沿いの店はおおむね17:00ごろまで営業
2日目の別プラン:湾の景色にこだわらないなら、山寺もいいですよ。山の斜面に建つ寺院群で、1,015段の石段を上ってたどり着きます。山頂からのパノラマは、東北旅行のいちばんの思い出だと多くの人が口をそろえる絶景です。仙台からJR仙山線で約45分。あるいはバスで秋保温泉へ。市街地から30分の温泉郷で、昔ながらの旅館が並んでいます。
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代わりに山寺はいかが?
山あいの寺へ続く1,015段の石段——上りきった人は、まず間違いなく「来てよかった」と言います。仙台からJR仙山線で45分。
仙台シティガイド →
実用情報

どこに泊まる · 移動手段 · 予算

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どこに泊まる

仙台駅の近くに泊まるのが現実的な選択です。るーぷるバスも、松島へのJR電車も駅から出発します。中級ホテルは1泊¥6,000〜15,000くらい。違った雰囲気を味わいたいなら、バスで30分ほどの秋保温泉に昔ながらの旅館があり、夕食・朝食付きの宿泊プランが楽しめます。

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移動手段

市内観光にはるーぷる仙台(1日¥630)、松島へはJR仙石線を。仙台エリアパス(1日¥1,420、外国人旅行者専用)なら同じ日に両方カバーできます。仙台駅のJRきっぷ売り場で購入を。るーぷるが動いていない時間は、仙台の地下鉄(南北線・東西線)が補ってくれます。

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何日必要?

丸1日あれば市内(瑞鳳殿、青葉城、牛タン)はカバーできます。2日なら松島までゆったり加えられます。3日あれば山寺と秋保温泉での1泊も。仙台は東北の拠点として絶好の立地。新幹線で東京まで約1.5時間、北海道の函館までは約1.5〜2時間です。

予算

費用の目安 ひとり・1日あたり

項目 節約 標準 ゆったり
ホテル(1泊) ¥4,000〜6,000 ¥8,000〜12,000 ¥15,000〜30,000+
食事(1日3食) ¥1,500〜2,000 ¥2,500〜4,000 ¥5,000〜8,000+
バス+電車 ¥630(るーぷるのみ) ¥1,420(エリアパス) ¥1,420〜2,500
入場料・拝観料 ¥570(瑞鳳殿) ¥1,270(瑞鳳殿+城+瑞巌寺) ¥2,000〜3,000(遊覧船含む)
1日あたり合計 約¥6,700〜8,700 約¥11,000〜17,000 約¥22,000〜38,000+
よくある質問

仙台のプランを立てる前に みんなが気にすること

仙台は1日で十分まわれますか?

丸1日あれば、瑞鳳殿、青葉城跡、定禅寺通り、牛タンディナーといった市内の見どころはしっかりまわれます。でも2日あるなら、2日目の松島湾は本当に行く価値あり。日本三景のひとつで、電車でわずか40分です。詳しくは仙台シティガイドをどうぞ。

松島は仙台から日帰りで行けますか?

はい。JR仙石線で仙台駅から松島海岸駅まで約40分(片道¥420)です。仙台エリアパス(1日¥1,420、外国人旅行者専用)は、JR電車と市内のるーぷるバスの両方をカバーしています。遊覧船、瑞巌寺、海鮮ランチをこなせるくらい早めに出発すれば、夕方早めにはゆったり仙台へ戻れますよ。

るーぷる仙台バスとは?どう使うの?

るーぷる仙台は、街の主要な観光スポットをつなぐ観光ループバスで、時計回りに一周します。仙台駅の15番バス停から9:00〜16:00の間、20分おきに出発し、瑞鳳殿、市博物館、青葉城などに停まります。1日乗車券は大人¥630(子ども¥320)で、一部の施設の割引も付いています。駅の案内カウンターで購入するか、車内で支払えます。

仙台で牛タンを食べるならどこがいい?

牛タンのお店は仙台駅周辺、とくに一番町のアーケードや、駅の東側の駅前中央エリアに集まっています。長く高い評判を保っている2軒が「喜助」(1975年創業)と「牛たん料理 閣」(1988年創業、東口からすぐ)です。厚切りの炭火焼きタン、麦飯、漬物、テールスープがついたフルセットで¥1,500〜2,500が目安です。

仙台を訪れるベストシーズンはいつ?

春(3〜5月)と秋(9〜11月)が、歩いてまわるのに快適な季節です。春には定禅寺通りに桜が咲き、秋には同じケヤキが金色や赤に色づきます。日本最大級の七夕まつり「仙台七夕まつり」は2026年8月6〜8日に開催され、200万人を超える人が訪れます。宿は早めに予約を。この時期は料金も高めになります。

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