小樽は30分も歩けば端から端まで行けてしまう小さな街。それでも、どのエリアを選ぶかで、ベストな時間帯に運河を見られるか、温泉の上で眠れるか、ゲレンデにそのまま出られるかが変わってきます。ここでは、その選び方をご紹介します。
小樽は、エリア選びに迷って道に迷うような街ではありません。すべてが徒歩20分圏内におさまります。でも、どこに泊まるかでその場の雰囲気はけっこう変わってきます。そしてその違いが、持ち帰る写真や思い出を左右することもあるんです。
運河の近くに泊まれば、夕方に人が引いた瞬間、外に出るだけで1923年築の石造倉庫に映るガス灯の明かりが目の前に広がります。駅の近くなら、ホテルの選択肢が広く、館内の天然温泉があり、札幌行きの電車にもすぐ乗れます。堺町を選べば、朝はガラス工房や明治時代の商家の建物に囲まれてスタート。朝里川なら、街を完全に離れて、すぐ隣にゲレンデのある静かな温泉の村で過ごせます。
この街を4つのエリアに分けて、それぞれの正直なトレードオフと、実際に泊まれるレビュー済みのホテルを紹介します。どのエリアも間違いではありません。あなたがどんな旅をしたいか、それ次第です。
大半の人にとっては、JR小樽駅の近くに泊まるのがいちばん実用的です。運河までは徒歩10分。堺町通りまでは徒歩15分。荷物を持って街を横断しなくても、札幌行きの電車にそのまま乗れます。さらにこのエリアには、屋上に天然温泉があるホテルがいくつかあるので、建物を出なくても毎晩温泉を楽しめます。客室料金は1泊¥8,000〜12,000ほどから。運河エリアより幅広い価格帯から選べます。
このエリアの看板ホテルといえば、Dormy Inn Premium Otaru。屋上に天然温泉があり、駅の真向かいという立地で、街でもつねに最高評価クラスのホテルです(9.2)。
小樽の街ガイドを詳しく見る →正直な雰囲気、アクセス情報、そして実際に泊まれるレビュー済みのホテル — フルレビューへのリンクつきで。
エリア 1
向いている人:ホテルを一歩出れば運河のほとりに立っていたい、そんな人に。小樽運河は、北海道の交易の拠点として街がもっとも栄えた1923年に造られたもの。修復された石造倉庫が並ぶ散策路は、ガス灯がともって札幌からの日帰り客が帰ったあとの夕暮れどき、本当に美しいんです。ここに泊まれば、急いで駆けつけなくても、その時間帯の運河を見られます。トレードオフは、客室料金が駅前の同等のホテルよりだいたい20〜40%ほど高くなること。
エリア 2
向いている人:実用的な便利さとコスパを重視する人に。ここからはどこへも歩いて行けますし、ホームまで30秒なので重い荷物も問題なし。館内に天然温泉があるホテルもいくつかあります。到着して荷物を置いたら、主要な見どころはどこも徒歩15分以内。このエリアのホテルは、格安ゲストハウスから評価の高い4つ星まで揃っていて、街でいちばん選択肢が広いです。
エリア 3
向いている人:運河よりも、小樽のクラフトの世界にどっぷり浸かりたい人に。堺町は、明治時代の銀行や商社の建物がそのまま保存され、小樽のガラス工房や北一硝子、オルゴール堂、海鮮レストランに生まれ変わった商店街です。午後5時を過ぎると静かになるので、それを残念に思う人もいれば、だからこそ泊まりたいと思う人もいます。南小樽駅から通りの真ん中まで徒歩5分です。
エリア 4
向いている人:街を完全に離れて、静かな温泉と自然の中で過ごしたい人に。朝里川温泉はJR小樽駅から車で約20〜25分。天然温泉を中心に旅館やホテルが建つ、本格的なリゾートの渓谷で、冬にはすぐ隣にゲレンデがあります。プランには温泉に加えて夕食・朝食つきのものが多いです。街の観光が目的ではなく、スキーや本物の旅館の一夜を優先したいなら、ここが正解です。
駅前の格安ホテルは1泊¥7,000〜9,000ほど(およそUS$50〜65)から。温泉つきのところも多いです。その価格帯で何が得られるか、詳しい例はDormy Inn Premium Otaru のレビューをご覧ください。運河沿いのロケーションを求めるなら、20〜40%ほど高めになると思っておきましょう。朝里川温泉で本格的な旅館体験をするなら、2食つきで1人あたり¥15,000〜20,000ほどからが目安です。
当サイトでレビューした小樽の3軒のホテルは、いずれも駅と運河のあいだの中心部にあります:Authent Hotel Otaru(9.1)· Dormy Inn Premium Otaru(9.2)· Hotel Nord Otaru(9.1)。あなたのスタイルにいちばん合う一軒を選んでくださいね。
小樽の中心部はまるごと、同じレストラン街から歩いて行ける範囲。寿司屋通りと堺町通りの海鮮店が、主な2つのエリアです。駅前・運河・堺町のどのエリアのホテルからでも、徒歩10〜15分でどちらにもたどり着けます。具体的なお店のおすすめは小樽の街ガイドをご覧ください。