湘南の海から橋を渡った先にある小さな島。弁財天を祀る神社、富士山まで見える展望タワー、奥深い海食洞、しらすの食事処がぎゅっと詰まっています — 海沿いを走る江ノ電に乗って、鎌倉とセットで1日でラクラク楽しめます。見どころ、行き方、コツまでこの1ページにぜんぶまとめました。
海から歩いて10分で渡れてしまう小さな島。でも登っていくと、古い神社があり、にぎやかなお店の通りがあり、富士山を望む展望タワーがあり、そして島の先端には奥深い海食洞まで — 江ノ島はまさにそんな島です。神奈川県の湘南の海の先にあって、東京からたった1時間ほど。だからこそ、何世代にもわたって都会の人たちに愛されてきた海辺の行楽地なんです。日本では、音楽と幸運の女神弁財天が宿る島として大切にされていて、何百年も前から龍の伝説が島に語り継がれてきました。
江ノ島のほんとうの魅力は、鎌倉とセットで1日で楽しめること。小さな江ノ電が海沿いを走って、ふたつの町を結んでいるからです。このページでは、神社からシーキャンドル、岩屋、そしてしらす(このあたりの名物の小さな稚魚)の食事処まで、見どころをひとつずつご案内します — あわせて、新宿や鎌倉からの行き方、そしてこの日帰り旅をぐっとスムーズにする小さなコツもまとめました。
江ノ島は見どころごとに別々の入場料がかかります。この表を使えば予算が立てやすく、セット券(フリーパス)のほうがお得かどうかも判断できます — 2026年の料金は変わることがあるので、必ず島内の券売所で最新のものを確認してください。
| スポット / サービス | どんなところ | 入場料(大人) | 営業時間(目安) |
|---|---|---|---|
| エスカーEscar | 島を登るエスカレーター — 階段なし | 約360円 | 日中 |
| サムエル・コッキング苑Cocking Garden | 頂上にある歴史ある植物園 | 17:00まで無料 · 以降は約500円 | 日中〜夜(ライトアップあり) |
| シーキャンドルObservation Tower | 360度の展望台、富士山も見える | 約800円 | 約9:00〜20:00 |
| 岩屋Iwaya Caves | 島の先端にある2つの海食洞 | 約500円 | 日中(荒天時は閉鎖) |
| 江ノ島セット券1-Day Freepass | エスカー+苑+シーキャンドル+岩屋 | 約1,970円 | 当日終日有効 |
島はそんなに大きくありません — 橋から先端まで往復しても、だいたい半日くらい。ここでは、実際に行った人が「これは外せない」というスポットを、丘のふもとから先端へ歩いて登っていく順番で並べました。
島の信仰の中心で、音楽・恋愛・幸運の女神である弁財天を祀っています。島を登る道沿いに点在する3つのお社 — 辺津宮(へつみや)、中津宮(なかつみや)、奥津宮(おくつみや) — からなり、登りながらひとつずつお参りしていきます。途中では海の眺めも。江ノ島は、弁天さまを祀る日本でも大切な場所のひとつでもあります。
鎌倉・江ノ島の見どころ →
🗼 島の頂上2
島でいちばん高い展望スポット。シーキャンドルは高さ約60メートル(デッキは海抜100メートル超)で、民間が所有する灯台としては日本一の高さ。晴れた日には、相模湾・伊豆半島・富士山まで、ぐるりと360度の眺めが広がります。1882年に外国人によって造られた、歴史あるサムエル・コッキング植物園の中にあります。
神奈川を見てみる →島のいちばん先端にある天然の海食洞で、何千年もかけて波が岩を削ってできたものです。洞窟は2つ(第一岩屋と第二岩屋)あって、昔は修行や信仰の場でした。中を歩いて通り抜けることができ、岩屋へ向かう道は海沿いの崖に沿って階段を下りていきます — 多くの人にとって、その道中の眺めこそが本当のハイライトです。
鎌倉・江ノ島の見どころ →江ノ島は急な丘で、階段を歩いて登るとなかなか疲れます。エスカーは有料のエスカレーターで、段階的に島の頂上まで登らずに連れて行ってくれるので、上での眺めのために足を温存できます。あまり歩きたくない人やファミリー、年配の方が一緒のときにぴったりです。
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🚃 海沿いを5
これに乗るためだけに江ノ島へ来る人もいる、レトロで小さな名物電車。江ノ電は海沿いを走って、江ノ島駅と鎌倉駅をおよそ25分で結んでいて、ところどころで線路が民家のすぐ裏や海岸線をすり抜けるように走り、開放的な湘南の海が眺められます。このあたりでは伝説的な撮影ルートです。
長谷・鎌倉ガイド →
🌅 湘南の海辺6
江ノ島まわりの湘南の海辺は、東京の人たちにとって伝説的な夕日スポット。晴れた日には、海のかなたのオレンジ色の空に、江ノ島と富士山のシルエットが浮かび上がります — あまりにきれいで、ただ立って夕暮れを待つためだけに来る人もたくさん。島へ弧を描いて伸びる江ノ島大橋や、海辺ののんびりした散歩とあわせてどうぞ。
神奈川を見てみる →湘南・江ノ島エリアの名物は、相模湾でとれる小さな稚魚『しらす』。島を登るお店の通りは、海鮮の店や食べ歩きグルメでいっぱいです — ここでは、これだけは外せない3つをご紹介します。
しらすは小さくてほぼ透き通った稚魚(おもにカタクチイワシの稚魚)で、ご飯にのせて丼でいただきます。やわらかく甘みのある生(生しらす)でも、まろやかで食べやすい釜揚げ(ゆでたもの)でも楽しめます — 両方を一杯にのせて出してくれるお店も多いです。
生しらす漁は資源を守るため1月から3月まで禁漁なので、だいたい4月ごろから出回ります — それでもその日の漁次第。「本日 生しらすなし」の札が出ている日もあります。釜揚げのほうは、ほぼ一年中食べられますよ。
島を登る通りを歩いていると、タコをまるごと一匹はさんでプレスした熱々のせんべい(たこせんべい)を焼く屋台をよく見かけます — パリッと香ばしく、行列ができる名物。アイスティーや地ビールと一緒に、つまみ食いしながら登っていきましょう。
江ノ島は、東京・横浜・鎌倉からの日帰りで楽しむ人がほとんどです。夕日や朝早い時間の雰囲気を味わうために泊まりたいなら、近くでいちばん大きな街・横浜か、鎌倉を拠点にするのが手軽です。
神社・シーキャンドル・岩屋、そして島へ渡る橋がどこにあるかを見れば、橋から先端までの歩く順番が立てやすくなります。
江ノ島へは、出発地ごとに主な路線が3つあります — スタート地点に合った路線を選んで、橋を渡って島へ。2026年の運賃や時刻表は変わることがあるので、出かける前に最新のものを確認してください。
江ノ島で半日、それから江ノ電に乗って残りの半日は鎌倉へ。お寺・見どころ・回り方は鎌倉ガイドをどうぞ。あるいは、ふたつの町どちらにも行きやすい横浜で泊まる場所を見つけてみて。