世界遺産の東照宮 · 朱色の神橋 · 落差97mの華厳の滝 · 中禅寺湖 · 紅葉のいろは坂 — 東京の北、2時間ほどの山あいの社寺の町です。
日光は東京の北、約140kmにあり、電車でおよそ2時間。その中心は、絢爛豪華な東照宮 — 江戸幕府を開いた徳川家康をまつる霊廟で、巨大な杉に包まれ、世界遺産「日光の社寺」の一部です。きらびやかな彫刻の先には奥日光が広がり、中禅寺湖、落差97mの華厳の滝、戦場ヶ原の湿原、湯元温泉へは、つづら折りのいろは坂で上がります。「日光を見ずして結構と言うなかれ」という古いことわざ、その通りなんです。
日光は社寺の町から山の上まで広がっていて、どこに泊まるかで行列に並ぶ時間が変わってきます。ここでは主なエリアと、それぞれにぴったりな旅行者をご紹介します。
世界遺産めぐりにいちばん便利な拠点。東武日光駅・JR日光駅から神橋や東照宮までは、バスで少しか、徒歩20分ほど。趣のあるホテルや旅館、小さなペンションが揃います。紅葉の最盛期は部屋がすぐに埋まるので、早めの予約を。
いろは坂をバスで約40分上がった、涼しくて静かなエリア。男体山を望む湖畔の景色、温泉、そして上質な旅館やリゾートが揃います。ここに泊まれば華厳の滝のすぐそばで、朝のバスの行列も避けられます。
戦場ヶ原を越えた奥日光のいちばん奥にある温泉郷。白濁した硫黄泉、静かな湖、そして気軽なハイキングが楽しめます。泊まれるエリアの中ではもっとも奥まった場所で、トレイルを歩いた一日の締めに、のんびり温泉の夜を過ごすのにぴったりです。
東武線で日光から東へ電車で少し行った、川沿いの温泉リゾートの町。大きな浴場、近くにはファミリー向けのテーマパーク、そして大型の温泉ホテルが並びます。社寺エリアの部屋が満室のときに、手頃〜中価格帯の便利な選択肢になります。
憾満ヶ淵のそば、大谷川沿いのエリア。昔から愛される川沿いのゲストハウスやペンションが多く、外国人旅行者にもやさしく、お財布にも優しいのが魅力。社寺まで歩いて行ける、緑に包まれた静かな一画です。
町の上に広がる風通しのいい高原で、草原や霧降の滝、気軽なハイキングが楽しめます。リゾートホテルが数軒とアウトレットモールも。社寺から車で少しの、緑豊かで混雑しない拠点。ゆったり静かに過ごす旅にぴったりです。
趣のあるクラシックなホテル、湖畔の温泉リゾート、そしてアットホームな川沿いのゲストハウス。日光のホテルガイド完全版は現在準備中です。3つのサイトの本物の予約リンク付き。
日光の食は、社寺と澄んだ山の水から生まれています。もっちりした湯波(ゆば)、寒冷地のそば、そして蒸したまんじゅう。シンプルで素朴、心に残る山のごちそうです。
社寺とともに育まれた日光の看板グルメ。豆乳の表面からすくい上げる繊細な皮で、京都のものより厚くてもっちり。巻いたり、お吸い物に入れたり、刺身風に、あるいはご飯にのせて。お肉を使わないのに驚くほど奥深い一品です。
日光の名物そばは日光の涼しい山の気候でよく育つので、ここのそばは格別。冬は温かく、暖かい季節はつゆで冷たくいただきます。社寺めぐりの合間のランチにぴったりです。
寒冷地ならではの定番蒸したまんじゅうと揚げまんじゅう(外はカリッ、中はふんわり)は、日光の定番おやつ&おみやげ。社寺の参道沿いで、揚げたてアツアツが楽しめます。
いちばんのおみやげ日光の清らかな雪解け水こそ、ここの食すべてをつなぐ一本の糸。豆腐や湯波をなめらかに、そばを澄んだ味わいにし、地元の酒蔵をも支えています。
土地ならではの恵み湯波はおかずだけじゃありません。地元のお店は甘いお菓子に仕立てたり、町のまんじゅうと組み合わせたり。日光の看板食材を、メインだけでなくデザートとしても味わえます。
ご当地の工夫あの澄んだ山の水のおかげで、日光は知る人ぞ知る小さな酒どころ。湯波やそばの夕食に小さな一合を添えれば、歩き回った一日の締めにちょうどいい、満ち足りた一杯になります。
山の地酒町なかの、金色の彫刻が施された東照宮と朱色の神橋から、山の上の華厳の滝と中禅寺湖まで。日光は世界遺産の歴史と雄大な自然を、ひとつの旅にぎゅっと詰め込んでいます。
徳川家康をまつる、これでもかと豪華絢爛な霊廟。彫刻がびっしりの国宝・陽明門、神厩舎の三猿、奥宮へと続く道を守る眠り猫、そして五重塔。拝観料は約1,300円。
いちばんの見どころ輪王寺の三仏堂と、美しい石灯籠の参道の先にある大猷院 — 三代将軍・家光をまつる絢爛な霊廟。賑わう東照宮よりも静かで、しっとりとした趣があります。
石灯籠の参道社寺全体を結ぶ存在 — 東照宮よりも古く穏やかで、神聖な杉並木に佇んでいます。きらびやかな二つの社寺の間を歩くのにちょうどいい、心安らぐ場所。境内は自由に散策できます。
神聖な杉並木社寺エリアの入口で、大谷川にアーチを描く鮮やかな朱色の神聖な橋。道路脇からなら無料で撮影でき、少しの拝観料を払えば橋の上に渡ることもできます。紅葉に縁取られた姿はとくに見事です。
定番の撮影スポット約70体の石のお地蔵さまが並ぶ、静かな川沿いの散歩道 — 数えるたびに数が変わると言われる「化け地蔵」。苔むして趣があり、しかも無料。少し歩いたところにある金色の社寺とは対照的な、穏やかな空間です。
静か · 無料中禅寺湖から一気に流れ落ちる、落差97mの日光を代表する滝。日本三名瀑のひとつにも数えられます。エレベーター(約570円)で滝壺すぐの観瀑台へ — 春の雪解け時は轟音を響かせ、秋は黄金色に染まります。
日本三名瀑のひとつ来た道を戻らない、ムダのないルート。1日目は世界遺産の社寺、2日目は奥日光の滝・湖・温泉へ。初めて訪れる人にぴったりです。
初めての日光旅行をスムーズにするための基本情報と実用的なステップ。東京から社寺だけ日帰りする人も、一泊して湖や滝まで足をのばす人も。
定番は浅草から東武日光への東武特急(スペーシア X / リバティけごん) — 約1時間50分、特急料金込みで¥2,800ほど。JRでも行けます。東北新幹線で宇都宮まで、そこからJR日光線(約2時間)。 · 日本の交通ガイド →
東武のNIKKO PASS(世界遺産めぐり or 全エリア)は、浅草からの電車と、中禅寺湖・華厳の滝・湯元へ上がるバスがセット。湖まで上がるなら買う価値ありです。社寺だけならなくても大丈夫かもしれません。
世界遺産の社寺エリアは、駅からバスで少しか徒歩20分ほど。東武バスがいろは坂を上って中禅寺湖・華厳の滝・戦場ヶ原・湯元温泉へ向かいます。これらにはエリアパスを買い、秋の週末は早めに動きましょう。
社寺だけなら、長丁場ですが東京からの日帰りも可能。中禅寺湖や華厳の滝、温泉まで足をのばすなら、奥日光で一泊を — ずっと多くを見られて、朝のバスの行列も避けられます。
ピンをタップすると詳細が表示されます — ルートをひと目で確認しましょう。
社寺の近くの趣あるホテル、中禅寺湖の湖畔の温泉旅館、それとも川沿いの静かなゲストハウス — あなたの旅にぴったりの一軒を見つけて、秋に向けて早めに予約しましょう。
世界遺産の社寺で丸一日かかります。中禅寺湖や華厳の滝、奥日光の温泉まで楽しむなら、もう一日(あるいはかなり長めの一日)を足しましょう。
浅草から東武特急で東武日光へ(約1時間50分、2,800円ほど)、またはJRで宇都宮経由(約2時間)。東武のNIKKO PASSなら湖まで上がるバスも込みになります。
中禅寺湖や華厳の滝までバスで上がるなら、答えはイエス。電車と山のバスがセットになっています。社寺だけならなくても大丈夫かもしれません。
奥日光(中禅寺湖やいろは坂)は10月中旬〜11月初旬、麓の町なかは少し遅めです。いろは坂は見頃の週末に渋滞するので、一日の早い時間に行きましょう。
奥日光にあり、いろは坂のヘアピンカーブをバスで約40分。社寺エリアから半日で往復できる距離です。
豆乳の表面からすくい上げる大豆の皮で、日光のものは京都よりも厚みがあってもっちり。精進料理の名物で、いろいろな食べ方で味わえます。
都市別のホテルランキングガイド — クリックして見てみよう