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🚄 日本旅行 · 新幹線

新幹線の乗り方 — 初心者のための新幹線ガイド

はじめて新幹線のホームに立つと、ちょっと緊張しちゃいますよね。予約はいるの?どの車両に乗るの?スーツケースはどこに置くの?——このページでは、主要路線や座席の予約から、大きな荷物、車内のマナーまで、ひとつずつていねいに解説します。これを読めば、安心して乗り込めますよ。

新幹線とは

速くて、時間に正確で、思っているよりずっとカンタンな高速列車

正直に言うと、はじめて新幹線に乗るとき、多くの人は必要以上にドキドキしています。車両の表示は日本語で「指定席」「自由席」、案内板にはのぞみ・ひかり・こだまといった列車名が次々と流れ、しかも置き場所のわからない大きなスーツケースがある……。でも本当のところは、いくつかの基本さえわかれば、新幹線に乗るのは街なかの電車に乗るよりカンタンなんです。このページでは、出発前に友達が教えてくれるみたいに、ひとつずつ順番に解説していきます。

新幹線(しんかんせん)は、1964年から走りつづける日本の高速鉄道ネットワークで、いまではおよそ260〜320km/hのスピードで全国の主要都市を結んでいます。世界で語り草になっているのが秒単位の正確さ——1年あたりの平均遅延は1分にも満たないほどです。車内はゆったりしていて、座席はリクライニングでき、折りたたみテーブルもついています。東京の中心から大阪までおよそ2時間半。空港のチェックインまで含めれば、飛行機より速いくらいですよ。

速い:260〜320km/h
東京〜大阪をおよそ2時間半 · いちばん速いのは東北新幹線のはやぶさで320km/h
⏱️
秒単位の正確さ
列車は時刻表どおりピッタリに発車 · 数分以上の遅れは日本ではニュースになるほど
🎫
指定席+自由席
確実に座りたいなら指定席を予約、または自由席の車両に乗って自分で席を探す
🍱
車内での飲食はOK
駅弁を買って、流れる車窓の景色を眺めながら楽しもう
📌
このページは「乗り方」ガイドで、きっぷの販売所ではありません: どの路線がどこへ行くのか、座席の予約のしかた、車内のマナーまで、新幹線を実際に使いこなす方法を中心にお伝えします · JRパスを買うか、きっぷを1枚ずつ買うか迷っているなら、まずはJRパス計算ツールを試してみてください · 料金や手数料は2026年に変わることがあるので、出発前に公式サイトで最新情報を確認しましょう。
主要路線

新幹線の主要路線と、出会う列車たち

新幹線は1本の路線ではなく、それぞれが別の方向に走り、別の会社(JR東海・JR西日本・JR東日本・JR九州)が運行しています。この表では、観光客がいちばんよく使う主要路線を列車名とあわせてまとめました。列車名はいわば「速さのランク」で、同じ路線・同じ名前でも停車駅が変わります。

路線主な区間列車(速い → 各駅停車)こんな旅に
東海道東京 ↔ 大阪(京都経由)のぞみ · ひかり · こだまいちばん人気の区間:東京〜京都〜大阪
山陽大阪(新大阪)↔ 博多(福岡)のぞみ/みずほ · さくら · ひかり · こだま広島・福岡へ南下するとき
九州博多 ↔ 鹿児島みずほ · さくら · つばめ九州をめぐる旅に
東北東京 ↔ 青森はやぶさ · やまびこ · なすの仙台・青森へ北上(最速320km/h)
北海道青森 ↔ 函館(新函館北斗)はやぶさ東北から海底トンネルを抜けて北海道へ
北陸東京 ↔ 金沢 ↔ 敦賀かがやき · はくたか · つるぎ金沢・高山・日本海側へ
💡
列車名の読みかた: 東海道・山陽新幹線では、のぞみが停車駅がいちばん少ない(最速)· ひかりは主要都市に停車 · こだまは各駅に停車 · 東北新幹線でははやぶさが最速です。大事なのは、はやぶさと(秋田新幹線の)こまちは自由席がなく全車指定席なので、乗る前に必ず予約が必要なこと · 東京〜大阪以外にも、上越(東京〜新潟)・秋田・山形などの路線があります。
座席を選ぶ

指定席か自由席か — 予約席?それとも自由席?

ここがいちばん初心者がつまずくポイント。(自由席のある)どの列車も、車両が「指定席」と「自由席」に分かれています。本当のちがいは、席が確保できるかどうかと、ちょっとした料金差だけ。次の3つをサッと読んで、自分のスタイルに合うものを選びましょう。

🪑

自由席

じゆうせき · 自由席
  • 座席どの車両でもOK、席を探す
  • 料金いちばん安い
  • リスク満席なら立つ
🎟️

指定席

していせき · 指定席
  • 座席車両+番号が決まっていて確実
  • 料金+約¥300〜1,000
  • おすすめ長距離の旅/グループ
🥂

グリーン車

グリーン車 · ビジネスクラス
  • 座席2+2、広めで深いリクライニング
  • 料金かなり高め
  • 予約つねに指定席
🧭
どの車両に乗ればいい? 自由席はたいてい列車の前寄りにあります——たとえば東海道新幹線なら1〜3号車——ですが、位置は路線や列車によって変わります。いちばん確実なのは、どの種類の車両がどの待ち位置に停まるかを示すホームの電光案内を読み、各ドア横の表示(指定席/自由席の別)を確認すること · 指定席を予約していれば、きっぷに号車・列・座席番号がすべて書かれているので、号車番号の案内に従えばOKです。
座席の予約方法

新幹線のきっぷを買う手順

スマホのアプリから、券売機、有人の窓口まで、いくつか方法があります。自分に合うものを選んでください。下の手順は、観光客にいちばん人気の方法から並べています。

スマートEXアプリ(東海道・山陽・九州新幹線)
東京〜大阪〜広島〜福岡のルートを移動するなら、新幹線スマートEXアプリ(またはsmart-ex.jpのサイト)をダウンロードしましょう。海外のクレジットカードで予約でき、列車や、指定席・自由席・グリーン車を選んで、ICカード(Suica/Pasmo/ICOCA)をひもづければタッチで改札を通れます——紙のきっぷは不要です。
えきねっと(東北・北陸・北海道新幹線)
北へ向かう路線と日本海側の路線はスマートEXの対象外なので、かわりにJR東日本のえきねっとを使います。オンラインで予約して駅の券売機で受け取るか、一部のルートではICカードのタッチで通れます。スマートEXがカバーするのは東海道・山陽・九州だけ、と覚えておけば混乱しませんよ。
緑色の自動券売機
アプリは不要です。駅の新幹線券売機には英語に切り替えるボタンがあります——出発駅と到着駅、日時、座席のタイプを選び、カードか現金で支払って、紙のきっぷを受け取り改札に通します(降りるまですべてのきっぷは持っておきましょう)。
みどりの窓口
ルートが複雑だったり、人に聞きたいときは、みどりの窓口(緑の看板)へ行って、出発駅・到着駅・人数を伝えるだけでOKです · JRパスをお持ちの方は、いつものアプリではなく、この窓口か券売機で無料で座席を予約します。
📲
ヒント:まだICカード(Suica/Pasmo/ICOCA)を持っていないなら、先に1枚作っておくのがおすすめ——スマートEX経由で新幹線にタッチして乗れるのはもちろん、街なかの電車・バス・お店でも使えます · 作り方はSuica / Pasmoガイドをどうぞ · パスを買うか、きっぷを1枚ずつ買うか迷っているなら、まずはJRパス計算ツールで計算してみてください。
大きなスーツケース

大きな荷物がある?「160cm超は予約が必要」ルール

2020年5月から、東海道・山陽・九州新幹線には特大荷物についてのルールがあります。こわそうに聞こえますが、実はカンタン——荷物の3辺(幅+奥行き+高さ。キャスターと持ち手を含む)を足して、どのグループに入るかを見るだけです。

合計160cm以下
ふつうの荷物 · 特別な手続きは不要
  • これまでどおり頭上の棚や、足元のスペースに置けばOK
  • 特別な予約も手数料もなし
  • 20〜22インチの機内持ち込みサイズはたいていこのグループ
  • ベビーカー・スポーツ用品・楽器はこのルールの対象外
合計160〜250cm
大きな荷物 · 荷物スペースつきの席を予約
  • 「特大荷物スペースつき座席」(座席の後ろに荷物置き場がある車両)のいちばん後ろの席を予約 — 無料・追加料金なし
  • または一部の列車では、鍵つきの荷物ロッカーを予約
  • 予約なしで乗ると1,000円の手数料がかかり、荷物を移動させる必要があります
  • 3辺の合計が250cmを超える荷物や、長さ2mを超える荷物は車内に持ち込めません
🧳
最新情報(2025年7月): 東海道・山陽新幹線では、荷物が「160cm以下」の人が、予約なしで車両最後部のスペースの一部を使えるようになりました。ただし160cmを超える荷物は、これまでどおり特大荷物スペースつき座席の予約が必要です · 東北・北陸新幹線には、南側の路線のような荷物予約システムはまだほとんどありません——これまでどおり車両端のスペースを使いましょう · 出発前に公式サイトで最新情報を確認してください。
座席のアップグレード

グリーン車&グランクラス — 新幹線のビジネスクラスとファーストクラス

普通車のほかにも、新幹線にはアップグレードできるプレミアムな車両があります。長距離の旅や、ちょっと贅沢に過ごしたい日にぴったり。この表で3つのクラスを並べて見てみましょう。

クラス座席配置特徴対応路線料金
普通車
(ふつう車)
3+2列 十分にゆったり、リクライニング、折りたたみテーブル、新しい列車では通路側・窓側に電源コンセント 全路線 標準
グリーン車
(グリーン車)
2+2列 座席が広め(約47.5cm)、深いリクライニング、フットレスト、静か — つねに指定席 ほぼ全路線 + 中
グランクラス
(グランクラス)
2+1列 フルリクライニングの本革シート(約52cm)、一部の列車ではアテンダント+お弁当+飲み物つき 東北・北海道・北陸のみ + 最上
🥂
グランクラスには2タイプあります: アテンダントつき(軽食のお弁当と飲み放題——お茶・コーヒー・ビール・日本酒・ワイン)と、座席のみ(安いけれど、飲食物は自分で用意)· これがあるのは北へ向かう路線と北陸新幹線だけで、東海道新幹線(東京〜大阪)にグランクラスはなく、最上クラスはグリーン車です · ふつうのJRパスでも、グリーン車つきのパスを買っていればグリーン車に乗れます。一方グランクラスは、パスがあっても通常は追加料金が必要です。
車内のマナー

日本の旅行者がさりげなく守る新幹線のマナー

むずかしいことは何もありません——みんながゆっくり過ごせるように、静かに保つことがすべてです。次のいくつかのポイントを覚えておけば、いつもの利用客みたいに自然になじめますよ。

🤫
小声で話し、電話はデッキで
車内で静かに会話するのはOKですが、電話に出るときは車両のあいだのデッキ(自動ドアのあたり)へ出るのが習慣です。
🍱
飲食はOK — 駅弁を試してみて
長距離の新幹線では車内で食事ができます。駅弁と飲み物を買って、流れる景色を眺めながら楽しみましょう。ゴミは自分で持ち帰ってくださいね。
💺
リクライニングする前にひと声を
背もたれを倒す前に、後ろをチラッと見て後ろの人にひと声かけるか、ゆっくり倒しましょう——日本の旅行者が守る基本的な気づかいです。
🎧
必ずイヤホンを使う
音楽・映画・ゲームを楽しむときはイヤホンをして、キーボードの音や通知音もミュートに。スピーカーからの音はNGです。
🦶
座席ではなくフットレストを使う
座席の下にはフットレストがあります(とくにグリーン車)。靴を脱いで足をのせてもかまいませんが、向かいの座席に足を上げるのはやめましょう。
🚭
列車全体が禁煙
2024年から、新幹線はすべての喫煙ルームを廃止しました——いまはどの車両も禁煙で、電子タバコも対象です。
次に読む

日本旅行のすべてをはじめから終わりまで計画する

新幹線がわかったら、つぎはパス・ICカード・街なかの移動について。空港からホテルまで、旅のすべてがスムーズに流れますよ。

🎫

JRパスは元が取れる?

新幹線はJRパスで乗り放題(のぞみ・みずほは追加料金)——パスが自分の旅に合うかどうかをチェック。

JRパスガイドを読む →
🧮

JRパス計算ツール

予定しているルートを入力して、パスと、新幹線のきっぷを1枚ずつ買うのと、どちらが安いか比べてみましょう。

いますぐ計算する →
💳

Suica / Pasmoカード

電車・バス・お店でタッチして払えるICカード——スマートEXにひもづければ、新幹線にもタッチで乗れます。

ICカードの作り方 →
🗼

東京の移動ガイド

東京駅で新幹線を降りて、街なかの電車へ——JR線と地下鉄を、まるごと解説します。

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成田空港から

成田空港から東京の中心部へ向かい、新幹線に乗り換えてほかの都市へ行く方法。

成田空港ガイド →
🇯🇵

日本旅行・完全ガイド

ビザ · eSIM · ICカード · JRパス · 予算——日本へ飛ぶ前に知っておきたいことすべて。

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快適に乗るコツ

はじめて新幹線に乗る人への6つのコツ

🪟
富士山が見える側に:E ↔ D
東海道新幹線で東京→大阪へ向かうときは、右側(D・E列の席)に座ると富士山が見えます · 大阪からの帰りは、左側に変えましょう。
5分前にはホームへ
新幹線が停まるのはわずか1〜2分。ホームの床にある号車番号を確認して、その位置で待ちましょう——列車はちょうどそこに停まります。
🎫
JRパスではのぞみ・みずほを避ける
JRパスはほぼすべての新幹線で使えますが、のぞみ・みずほは追加料金——ひかり・さくら・こだまを選べば無料で、所要時間はほんの少し長くなるだけです。
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大きな荷物は最後尾の席を予約
荷物が160cmを超えるなら、荷物スペースつきの最後尾の席を予約(東海道・山陽・九州新幹線)——無料ですが、早めに予約を。
📶
出発前にeSIMを準備
列車の時刻を確認したり、Googleマップで道案内をしたり、移動中にスマートEXアプリでリアルタイムに予約したりと便利です。
🍱
乗る前に駅弁を買う
大きな駅にはご当地の駅弁を売るお店があります——車内で食べる1つを買いましょう。人気の駅弁はすぐ売り切れるので、列車の少し前には行っておくのがおすすめ。
よくある質問

新幹線に乗る — みんなの疑問

新幹線に乗るには事前に座席を予約しないといけませんか?
いつもとはかぎりません。ほとんどの列車には指定席の車両と自由席の車両の両方があります。自由席のきっぷを買えば、「自由席」と表示された車両に向かって、空いている席に自由に座るだけでOKです。ただし、年末年始・ゴールデンウィーク(4月下旬〜5月上旬)・お盆などの繁忙期は車内がとても混むので、早めに予約しておくのが安心です。また、のぞみのピーク時や東北新幹線のはやぶさなど、自由席がなく全車指定席の速達タイプもあります。
指定席と自由席のちがいは何ですか?
指定席は、車両と座席番号がきっぷに印字された予約席で、必ず席が確保できます。長距離の移動やグループ旅行にぴったりです。自由席はその名のとおり予約なしの席で、少しだけ安く、自由席の車両ならどこに乗ってもよく、自分で席を探します。満席なら立つことになります。自由席はたいてい列車の前寄りの車両(1〜3号車あたり)にありますが、位置は路線や列車によって変わるので、ホームの案内表示と各ドア横の表示を確認しましょう。
大きなスーツケースを持っているときはどうすればいいですか?
荷物の3辺(幅+奥行き+高さ。キャスターと持ち手を含む)の合計が160cmを超えて250cm以下の場合、東海道・山陽・九州新幹線では「特大荷物スペースつき座席」(車両のいちばん後ろの列で、座席の後ろに荷物を置くスペースがある席)を予約する必要があります。予約は無料です。予約なしで特大荷物を持ち込むと1,000円の手数料がかかります。3辺の合計が160cm以下の荷物は、これまでどおり頭上の棚や足元に置けばOKで、250cmを超える荷物は車内に持ち込めません。
新幹線の速さと路線の数はどれくらいですか?
新幹線は路線によっておよそ260〜320km/hで走ります。いちばん速いのは東北新幹線のはやぶさで320km/h、観光客がいちばんよく使う東海道新幹線(東京〜大阪)は285km/hです。主要路線は6つ。東海道(東京〜大阪)、山陽(大阪〜博多)、九州(博多〜鹿児島)、東北(東京〜青森)、北海道(青森〜函館)、北陸(東京〜金沢〜敦賀)に加えて、上越・秋田・山形の各路線もあります。
新幹線のきっぷはどこで買えますか?
いくつか方法があります。東海道・山陽・九州新幹線でいちばん手軽なのはスマートEXアプリ(またはSmart-EXのサイト)で、海外のクレジットカードで予約でき、ICカードをタッチして改札を通れます。東北・北陸・北海道新幹線はかわりにJR東日本のえきねっとを使います。アプリを使いたくなければ、駅の緑色の自動券売機(英語対応)や、どの駅にもあるみどりの窓口で買えます。ジャパンレールパスを持っている場合は、いつものアプリではなく、券売機か窓口で座席を予約します。
ジャパンレールパスがあれば、すべての新幹線に乗れますか?
大事な例外がひとつだけありますが、ほぼすべてに乗れます。いちばん速いのぞみ(東海道・山陽)とみずほ(山陽・九州)は、2023年のルール変更でジャパンレールパスでも乗れるようになりましたが、1区間ごとに追加料金(東京〜京都でおよそ4,960円)がかかります。追加料金を払いたくなければ、無料で乗れるひかり・こだま(東海道・山陽)やさくら(山陽・九州)を使いましょう。所要時間が数十分長くなるだけです。
さあ出発

新幹線の乗り方がわかったら
旅のすべてを計画しよう

JRパスと、新幹線のきっぷを別々に買うのと、どちらが安いか計算ツールで確認したり、電車のアクセスがいちばんいい場所でホテルを予約しはじめたり——日本旅行が毎日スムーズに流れますよ。

🏨 日本のホテル JRパス計算ツール