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♨️ 温泉のキホン · 日本旅行

温泉ガイド — 入り方、マナー、そしてタトゥーの疑問

温泉って知らない人の前で裸になるってこと? どう振る舞えば恥をかかずに済むのかわからない…。そんな不安を、このページが自信に変えます。入り方をステップごとに、日本人が大切にしているマナー、タトゥーのこと、そして自分にぴったりの温泉地の選び方まで。

まずはここから

温泉は思っているほど怖くない —ちょっとしたルールを知るだけ

温泉(温泉)は、地下から湧き出る天然の温泉で、ミネラルをたっぷり含み、何百年ものあいだ日本人の心と体をほぐす中心にあり続けてきました。雪景色や緑の森に囲まれて、外の空気の中でお湯に浸かる — これは旅行から帰ってきた人が「絶対やってほしい!」と語る、あの体験です。とはいえ正直なところ、初めての人はみんな同じことが気になるもの。本当に人前で全部裸にならないとダメなの? そして、どう振る舞えば恥をかかずに済むの?ということですよね。

実はこうなんです。ルールさえ知ってしまえば、見た目よりずっとカンタン。このページが、あなたの不安を自信に変えます。入り方をステップごとに、入る前から出るまで。日本人が大切にしているマナー。お湯の種類と言い伝えられてきた効能。多くの人が心配するタトゥーの疑問。そして、行きたい旅のスタイルに合わせて選べる有名な温泉地8選まで。

♨️ 裸になるのが心配? はい、共同浴場の温泉は本当に裸で入ります。でも浴場は必ず男女で分かれていて、移動するときに隠せる小さなタオルももらえます。それに、湯船にいるみんなはリラックスすることに集中していて、お互いを見たりしていません。それでも気になるなら、答えは貸切風呂を予約するか、客室に温泉のついた旅館に泊まること。温泉の気持ちよさをまるごと味わえて、気まずさはゼロです。
🩱
裸が当たり前
湯船の中では水着も下着もNG。みんな同じように何も身につけていません。
🚹🚺
男女は分かれている
青いのれん(青)が男性 · 赤(赤)が女性。間違った側に入ることはできません。
🚿
必ず先に体を洗う
湯船に入る前に、毎回かならず洗い場で座って体をきれいに洗いましょう。
🧖
小さなタオルは濡らさない
小さなタオルは体を拭いたり隠したりするためのもの。頭の上か湯船のふちに置いて、お湯には浸けないでね。
入り方をステップごとに

入る前から出るまで —カンタン6ステップ

一度読めば、何をすればいいかバッチリわかります。順番はどこでも同じなので、このとおりにすれば、ずっと前から通っているみたいに自然になじめますよ。緊張しなくて大丈夫。

STEP 1
料金を払い、のれんを確認、靴を脱ぐ

まず入浴料を払い、入口ののれんをよく見ましょう。青(青)が男性側、赤(赤)が女性側で、間違った側には絶対に入れません。中に入る前に靴を脱いで、靴箱(下駄箱)にしまっておきます。

STEP 2
脱衣所で全部脱ぐ

脱衣所ですべて脱いで、かごかロッカーに入れます。お風呂に水着や下着はNG。持って入っていいのは小さなタオル(手ぬぐい)だけ、その1枚きりです。

STEP 3
まず座って体を洗う

何よりも先に洗い場へ行き、低い椅子に座って、体を泡立てて洗い、シャンプーして、しっかり流し切ります。これがいちばん大事なルール。湯船はみんなで使うお湯なので、入る前に泡を完全に洗い流しましょう。

STEP 4
湯船へ — タオルと髪はお湯につけない

ゆっくり体を沈めて、小さなタオルは頭の上か湯船のふちに置きます。絶対にお湯に浸けないこと。髪が長い人は、毛先がお湯につかないように結びましょう。じっと静かにリラックスして浸かります。泳いだり飛び込んだりはしないでね。

STEP 5
小分けに入り、休んで水分をとる

1回につき10〜15分くらいを目安に浸かったら、いったん出て座って休み、水分をとってからまた入りましょう。一度に長く入りすぎないこと。お湯が熱いので、のぼせたり倒れたりしやすいからです。

STEP 6
脱衣所に戻る前に体を拭く

脱衣所に戻る前に、小さなタオルで水がしたたらない程度に体を拭きましょう。これで脱衣所の床がびしょびしょになりません。そのあとロッカーのところで、大きいタオルでしっかり乾かします。

💡 初めての人へのヒント:順番を間違えそうで緊張するなら、まわりの日本人を見て、そのまま真似すればOK。みんな同じ流れで動いていますし、誰もあなたをジロジロ見ていません。みんなリラックスしに来ているだけで、ミスをさがしているわけではないですからね。
お湯を知る

温泉はただの「熱いお湯」じゃない —お湯ごとに個性がある

日本の温泉は、溶け込んでいるミネラルによって分類されます。だから色も香りも肌ざわりもけっこう違うんです。それに気づきはじめると、温泉めぐりがぐっと面白くなりますよ。

お湯の種類特徴言い伝えの効能代表的な温泉地
硫黄泉硫黄泉黄色く濁ったり乳白色だったりして、卵のような匂いがする肌・関節・血行草津、登別
炭酸水素塩泉炭酸水素塩泉透明で肌ざわりがなめらか、肌がつるつるに —「美肌の湯」すべすべの肌・リラックス下呂
含鉄泉含鉄泉空気にふれると赤褐色に変わる —「金泉」(黄金の湯)あたため、言い伝えで貧血に有馬
塩化物泉塩化物泉少し塩気があり、肌をコーティングして長く保温する湯上がりの保温城崎
単純温泉単純温泉透明で色や匂いが強くなく、やさしい — 初心者にぴったり全身のリラックス・肌にやさしい多くの温泉地に多い
⚠️ 正直に言うと:上に挙げた「効能」は昔から言い伝えられてきたもので、医学的に証明された効果ではありません。温泉は基本的に、リラックスして、ストレスを解消し、疲れた体をほぐすためのものと考えてくださいね。持病がある方は、まず医師に相談しましょう。
6つの入浴スタイル

温泉にはいろんなスタイルがある —ぜんぶ一度は試してみて

大きな共同浴場だけじゃないんです。スタイルごとに雰囲気がまるで違って、無料のものもあれば、貸切で予約できるものも。自分に合うものを選んでみてください。

黒川温泉の自然に囲まれた露天風呂 🌿 露天風呂1
露天風呂
Rotenburo · 露天風呂

緑の森や川、冬には舞い落ちる雪 — そんな自然の景色を背に入る屋外のお風呂です。多くの人が思い描く、あの理想の温泉のイメージそのもの。涼しい空気を吸い込み、景色をながめながらお湯に浸かる。これ以上ないぜいたくです。

雰囲気:自然の景色+外の空気、冬がいちばん美しい
📍どこにある:地方の温泉地ならほぼどこでも。とくに黒川
温泉地を選ぶ →
昔ながらの内湯がある歴史的な有馬温泉街 🏠 内湯2
内湯
Uchiyu · 内湯

建物の中にあるお風呂です。暖かく、風や雨をしのげるので、ひどく寒い日や雨の日にぴったり。香りのいいヒノキや自然の石でつくられたものが多く、落ち着いた静かな雰囲気。どの温泉にもある基本のお風呂です。

雰囲気:暖かく穏やか、風雨をしのげる
📍どこにある:どの温泉にも。とくに歴史ある有馬の湯
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箱根の旅館にある、自分たちだけで予約できる貸切風呂 🔑 貸切風呂3
貸切風呂
Kashikiri · 貸切風呂

時間単位で予約する貸切のお風呂で、知らない人と一緒になることはありません。カップルや家族、タトゥーがある人、裸になるのがまだ恥ずかしい人にぴったり。予約できる貸切風呂を用意している旅館は多く、客室に温泉がついているところもあります。

雰囲気:プライベートで気まずさなし、カップルや家族に最適
📍どこにある:多くの旅館で。事前予約か当日に空き枠を確保
旅館ガイド →
砂むし(砂風呂)で有名な別府温泉街 🏖️ 砂風呂4
砂風呂
Sunaburo · 砂風呂

お湯ではなく、横になると係の人が、地下の温泉の蒸気で温まった熱い砂をかけて埋めてくれます。ずっしり暖かくて、お布団をかけてもらったような感覚。別府(とくに竹瓦エリア)で有名な、ちょっと珍しい体験です。

雰囲気:暖かい砂の下で横になる — 珍しくて全身ぽかぽか
📍どこにある:大分県別府、九州
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川沿いに無料の足湯がある下呂温泉街 🦶 足湯5
足湯
Ashiyu · 足湯

服を脱がず、お金もかからない(ほとんど無料の)足のお風呂です。靴下を脱いで足を浸けるだけ。たいてい温泉街のど真ん中にあって、まだ全身浴に踏み切れない初心者の人や、観光の合間に足を休めたいときにぴったりです。

雰囲気:無料・脱がなくてOK、初心者や疲れた足に最適
📍どこにある:たいていの温泉街の中心に。とくに下呂、川のそば
岐阜(下呂)ガイド →
乳白色の濁り湯で有名な秋田の乳頭温泉 🥛 にごり湯6
乳白色のにごり湯
Nyuto Onsen · 乳頭温泉

溶け込んだミネラルのおかげで、乳白色に濁ったお湯の温泉もあります。秋田の乳頭温泉は、温泉好きが必ず名前を挙げる存在。森の奥深くに歴史ある旅館が集まり、乳白色の露天風呂と、なんともいえない素朴で昔ながらの雰囲気が味わえます。

雰囲気:乳白色のお湯、森の奥のロケーション、素朴で昔ながら
📍どこにある:秋田県乳頭温泉、東北
秋田(乳頭)ガイド →
タトゥーの疑問

タトゥーがあっても温泉に入れる?

これがみんないちばん心配することですよね。手短に言うと「入れる、でも場所か方法を選ぶ必要がある」 — そして、ちゃんと使える方法が3つあります。

🖋️ なぜタトゥーを禁止する温泉が多いの:歴史的に、タトゥーは暴力団(日本のマフィア)と結びつけられてきたため、ほかのお客さんが安心して過ごせるように、タトゥー禁止のルールを設けている温泉が多いんです。このルールは、あなたのタトゥーが美しいか、意味があるかは関係なく、純粋に文化的なもの。最近は少しずつ緩やかになってきています。
🩹
防水パッチで隠す
小さなタトゥーなら、薬局やコンビニで売っている専用の防水シールやパッチで隠せます。カウンターで配ったり売ったりしている温泉もあって、しっかり隠れていれば、たいてい入れます。
タトゥーOKの温泉を探す
タトゥーがあっても歓迎してくれる温泉もあります。Tattoo-Friendly Japan のようなサイトには、一つひとつ確認したお店がまとめられているので、当日に運まかせにせず、安心して予約できますよ。
🔑
貸切風呂や客室風呂を予約する
いちばん確実なのは、貸切風呂や客室に温泉のある旅館を予約すること。一人で、あるいは自分たちのグループだけで入れるので、タトゥーの問題はそもそも出てきません。
温泉のマナー

自然になじめる6つのルール

日本人は共同浴場のマナーをとても大切にします。みんなで使う場所だからです。この6つを知っておけば、誰かをうっかり困らせることもなく、気持ちよく堂々と浸かれますよ。

🚫
水着はNG
共同浴場は裸が基本。湯船の中で水着や下着は絶対にNGです(そう書いてある一部の混浴を除く)。
🚿
必ず先に体を洗う
毎回お湯に入る前に、洗い場で座って体を泡立てて洗い、シャンプーして、泡をすべて流し切ります。これが温泉でいちばん大事なルールです。
🧖
タオルはお湯に入れない
小さなタオルは体を隠したり拭いたりするためのもの。頭の上か湯船のふちに置いて、お湯には絶対に浸けないこと。お湯を汚すと見なされるからです。
💇
髪をお湯につけない
髪が長い人は、毛先が湯船に入ったり浮いたりしないように結ぶかまとめましょう。みんなのためにお湯をきれいに保ちます。
📵
浴場での撮影はNG
スマホやカメラを浴場に持ち込まず、写真は絶対に撮らないこと。みんな裸ですし、プライバシーに関わるとてもデリケートな問題です。
🤫
静かに、泳がない
温泉はリラックスするためのもので、プールではありません。小声で話し、泳いだり飛び込んだり潜ったりせず、くつろぎに来た人たちを思いやりましょう。
マップ

日本各地の有名な温泉地を一枚の地図で

温泉地は北海道から九州まであちこちに点在しています。どの温泉がどの主要都市の近くにあるか、ひと目で確認できます。それぞれの温泉地をもっと詳しく知りたい? 温泉地12選のガイドをどうぞ。

安全に浸かる

入る前に — 安心のための6つのこと

お湯は思っているより熱いです。ちょっと気をつけて浸かれば、途中でのぼせることなく、心ゆくまでリラックスできますよ。

💧
入浴の前後に水分をとる
熱いお湯に浸かると汗をかいて、脱水になることもあります。めまいやのぼせを防ぐために、前後にしっかり水分をとりましょう。
🍶
お酒を飲んだあとや空腹時は避ける
お酒を飲んだあとは絶対に入らないこと。極端な空腹時や満腹時もNGです。湯船で気を失いやすくなります。
⏱️
10〜15分ずつ小分けに
10〜15分くらいの短い時間に小分けにして、いったん出て休みましょう。ふらついたり心臓がドキドキしたりするほど、一度に長く入りすぎないこと。
🫀
必要なら医師に相談を
心臓の持病や高血圧がある方、妊娠中の方は、まず医師に相談を。熱すぎないお湯にとどめておきましょう。
🧴
必要なものは自分で用意
温泉にはたいていせっけんとシャンプーが備えてありますが、タオルはレンタル・販売・持参のいずれか(とくに小さな公衆浴場で)。行く前に確認しておきましょう。
🏙️
銭湯とスーパー銭湯の違いを知る
温泉=天然の温泉 · 銭湯=沸かした水道水を使う街の浴場(約300〜600円)· スーパー銭湯=複数の浴槽を備えた大きな入浴施設。料金が違います。
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よくある質問

温泉に入ることについての質問

温泉では本当に全部脱がないとダメ?
はい。昔ながらの共同浴場の温泉は裸で入るのが基本で、湯船の中で水着や下着を身につけることはできません。ただし浴場は必ず男女で分かれていて、移動するときに体を隠せる小さなタオルが用意されています(湯船には浸けないでくださいね)。人前で裸になるのがどうしても苦手なら、貸切風呂を予約するか、客室に温泉がついた旅館に泊まるのがおすすめです。
タトゥーがあっても温泉に入れる?
タトゥーは歴史的に暴力団と結びつけられてきたため、いまでもタトゥーがあると断られる温泉は少なくありません。でも回避する方法は3つあります。(1) 小さなタトゥーなら、薬局で売っている防水シールやパッチで隠す。(2) タトゥーOKと公言している温泉を選ぶ — Tattoo-Friendly Japan のようなサイトが確認済みのお店を掲載しています。(3) 貸切風呂や客室に風呂のある旅館を予約すれば、そもそも気にする必要がありません。
温泉と銭湯はどう違う?
温泉は、温泉法で定められたとおり、地下から湧き出るミネラルを含んだ天然の温泉水を使います。銭湯は沸かした水道水を使う街なかの公衆浴場で、料金はおよそ300〜600円(東京は550円に設定されています)。スーパー銭湯は、複数の浴槽・サウナ・レストラン・マッサージを備えた大きな入浴施設で、料金はもう少し高く、だいたい1,000円くらいからです。
生理中でも温泉に入れる?
マナーの面では、量の多い日は共同浴場を避けるのが無難です。みんなで使う公共のお湯ですし、湯船の中では何も身につけられないからです。それでもどうしても入りたいときは、貸切風呂を予約するか、客室に温泉がついた旅館を選ぶのが思いやりのある方法。気兼ねなくゆっくりできますよ。
混浴の温泉はまだあるの?
日本のほとんどの温泉は、男湯と女湯がはっきり分かれています。入口ののれんを見れば一目瞭然で、青(青)が男性側、赤(赤)が女性側です。混浴は今ではとても珍しく、一部の地方や特定の露天風呂に残っているくらいなので、基本的にうっかり入ってしまう心配はいりません。
温泉にはどのくらい入っていればいい?
1回につき10〜15分くらいを目安に、いったん出て休憩して水分をとってから、また入りましょう。一度に長く入りすぎないこと。お湯が熱いので、のぼせたり倒れたりしやすいからです。入浴の前後にしっかり水分をとり、お酒を飲んだあとや極端な空腹時には入らないように。心臓の持病や高血圧がある方、妊娠中の方は、まず医師に相談してくださいね。
温泉に入る準備はOK?

ぴったりの温泉地を選んで
さあ、出かけよう

入り方もマナーもわかったら、あとは温泉地を選ぶだけ。東京から近い、雪景色が美しい、お湯がいちばん、静かで素朴。温泉地12選をチェックして、埋まってしまう前に立地のいい宿を予約しましょう。

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